大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

2010年11月11日

味覚センサー的な太郎源の宴

今週月曜日(11月8日)に、筑波大学から産学連携関係のヒアリングということで、池田さんが来学されました。

私は都合が合わず、ヒアリング自体には参加できませんでしたが、夜の食事に同席させていただきました。

味覚センサー的な太郎源の宴
場所は、太郎源本店。相変わらず美味なお刺身盛り合わせです。

そこで、池田さんに見せていただいたのが、
味覚センサー的な太郎源の宴
筑波大学のブランドグッズ「桐の華」。

桐の花酵母を使って造った吟醸酒です。桐の葉は、筑波大学の校章(九大は松)。
その場で、試飲させていただきましたが、非常にすっきりとした味わいでした。

そんなこんなで、話題がお酒の話に拡がっていったのですが、乾杯のビールの後、以前キープしていた焼酎を出してもらったら、同じく宴に参加された都甲先生(システム情報科学研究院長)が一言、

「坂本さん、流石ですね~明るい農村をお飲みとは~」

「えっなぜですか?」とお聞きすると、「明るい農村」と、ブランド焼酎として有名な「森伊蔵」は、味覚的にほぼ一緒だとおっしゃるのです。森伊蔵といえば、ネットでも一升瓶で数万円する超ブランド焼酎です。

都甲先生といえば、味覚センサーの発明者。味覚センサーの事業化を行ったベンチャー「INSENT」のHPはこちら

また、都甲先生は、味覚センサーを引っさげて、NTV「世界で一番受けたい授業」に三度、NHK「爆笑問題のニッポンの教養」に出演されたことがある九大の名物教授です。

味については、いろんな考え方がありますが、少なくとも我々人間が舌で感じる「味覚」について、味覚センサーで分析すると「明るい農村」は、「森伊蔵」とデータ的にかなり似ている、つまりほぼ同じ味覚だということでした。金額はかなり異なりますけどね(笑)。

私自身、特に細かく考えておらず、以前「明るい農村」を別のお店で飲んだ際に飲みやすかったので、太郎源でもキープしていたのでした。私の「味覚」も学術的に評価された?かも?

お酒は嗜好品なので、味覚のデータだけでなく、ブランディング、イメージなどトータルで商品の価値が決まりますので、一概に味が「明るい農村」=「森伊蔵」とはなりませんが、ある客観的指標において
、ほぼ同じデータを示すということは事実です。

参考までに、都甲先生の著書『ハイブリッド・レシピ』p. 153に焼酎の味覚について以下の文章があります。

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焼酎
 さあ、10年前から人気急上昇の焼酎です。さすが、鹿児島、宮崎といった九州に産地が集中していますね。その味を甘味と苦味で見てみました。なお、ここでの苦味はコーヒーやゴーヤの苦味と違い、コクの原因ともなる味であり、日本酒や焼酎では隠し味として重要な味です。これがないと、スッキリしすぎ、もの足りない味となり、おいしくありません。
 誰もが知っている米焼酎の白岳、麦焼酎のいいちこ、芋焼酎の黒霧島、さつま島美人、吉兆宝山、一刻者、富乃宝山、明るい農村と勢ぞろいです。
 米焼酎は甘味と苦味をもち、クセのない豊かな味と言えるでしょう。麦焼酎は、米焼酎と芋焼酎の中間に位置し、まろやかな味を特徴とします。焼酎ブームを起こした下町のナポレオンこと「いいちこ」もここです。興味深いことに、芋焼酎である富乃宝山が麦焼酎と同じ領域に位置しています。
芋焼酎は3つに分類できそうです。フルーティタイプ、バランスタイプ、コク・キレ味タイプの3つです。近年とみに人気の出た「明るい農村」は、芳醇な香りと軽やかかつリッチな味をもっています。宮崎の生んだ芸術品「黒霧島」、鹿児島で最も飲まれている焼酎と言われる「さつま島美人」は柔らかですっきりとした味が楽しめる逸品です。
甘味と苦味がほどよくバランスした「一刻者」「吉兆宝山」「さつま木挽」は、まろやかで上品な味わいを特徴とします。
ロック、水割り、お湯割りといかようにも楽しめる焼酎、これがまた焼酎の人気を支えている要因でしょう。その場の雰囲気で、またそのときの気分で、バリエーション豊富な焼酎から、未知の一品を選ぶのも、また新たな感激に巡り合えるチャンスかもしれません。
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都甲先生、いろいろご教示いただきありがとうございました!

と、そんなことをしているうちに、当日お仕事で来福されていた@nobiさんからtwitter経由で、太郎源に知り合いといってみたいというご要望が・・・太郎源広報部長として、急遽新別館を予約。

味覚センサー的な太郎源の宴
そのやりとりをしてる間に、気がつくと目の前に @nobiさん御一行が(笑)。twitterとリアルが交差する面白い体験をした次第です。

最後に、都甲先生からいただいた焼酎のグルーピングマップを貼り付けておきます。皆さんが普段飲んでいる焼酎が、味覚センサーによってどんな分類をされているか?結構面白いですよ。

味覚センサー的な太郎源の宴


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Posted by 坂本 剛 at 20:47│Comments(0)産学連携
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