大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2014年09月28日

QBS(九大ビジネススクール)の来年春入学者募集が始まったらしい。

+++++
2015年4月入学者の応募書類の受付を開始します!
QBSでは、2015年4月入学者の応募書類を下記の期間受け付けます。
QBSのホームページから募集要項をダウンロードいただき、期限までに提出下さい。
期間:9月26日(金)~10月3日(金)
※窓口受付は上記期間の平日17時まで。土日祝日の窓口受付は行いません。
※郵送の場合も10月3日(金)必着ですので、早めのご準備をお勧めします。
多くの方の挑戦をお待ちしています!
+++++
ということで、私が2008年3月に修了したQBSの来年入学者の募集(一般選抜)が先週金曜日(9月26日)から始まりました。

QBSの正式名称は、九州大学経済学府産業マネジメント専攻。社会人を主に対象とした専門職大学院です。

いわゆる国内大学ビジネススクールと呼ばれていて、取得学位はMBA(国内では経営修士(専門職))。略称は、そのままであれば「KBS(Kyushu Univ. Business School)ですが、国内には先行して慶応大学ビジネススクールが「KBS」と呼ばれていますので、九州を表現する際によく利用される「Q」を用い「QBS」と呼ばれています。

私がこのブログをスタートした時のブログタイトルは「QBS生の大学発ベンチャー日記」でした。

なので、「QBS」でググると私のブログがトップに来ることもありました。そういったこともあり、今まで多くの方からこのブログを通じ、QBSについてお問い合わせや相談を受けました。

なんとなくですが、その数はこの8年間で20件を越えているのではないでしょうか?その中の一部の方は、その後QBSに入学されています。

その一例を、以前ブログに取り上げています。→こちら

最終的には、ご自身の判断だと思いますが、
・大学当局に質問するのもなー
・ぶっちゃけどうなんだろう?でも誰に聞いたらいいんだろう?
といった悩み、聞きたいことがあれば、このブログ経由、または、akarisaka@gmail.com へお気軽にお問い合わせください。

新しいことにチャレンジしたいと、考えるだけでなく(think)、実際に実行(Do)する方が応募されること期待しています。  


Posted by 坂本 剛 at 12:41Comments(0)QBS

2014年09月26日

モルヒネでも抑えられないとんでもない痛み -史上最悪の痛みへの挑戦-

九州大学では、数年前からホームカミングデーおよびアラムナイフェス (九州大学福岡同窓会のイベント)を秋に開催しています。

以前は、箱崎キャンパスがメインだったのですが、本部の伊都キャンパス移転等に伴い、今年から伊都キャンパスで実施されるようです。→こちら

そこで、個人的に興味をもったのが、基調講演のタイトル

「モルヒネでも抑えられないとんでもない痛み-史上最悪の痛みへの挑戦-」

です。薬学研究院の井上先生のご講演なんですが、「史上最悪の痛み」ってどんな痛みなんでしょう?そんな痛みを経験したくはないですが、どんな痛みなのかに非常に興味をもちました。

私が今まで経験した「人生で最悪の痛み」は「尿路結石による痛み」です。いわゆる「石」ってやつですね。

しかも、その発症時期が微妙だったのです。忘れもしない、23年前の12月1日。結納の日の朝(というか深夜)3時くらいから背中が疼き始め、あっという間になんとも言えない激痛に変わりました。初めてのことだったので「俺って死ぬのか?」と思ったくらいです。

自分で救急車を呼ぼうと思ったのですが、その日が結納で、かつ、当時は携帯電話はありませんでしたので、自分一人が病院に運ばれると、親や参加者に連絡するすべがなくなって、大変な混乱が発生してしまいます。結局、当時の彼女(現:妻)を呼び出して、救急車を呼んでもらい、病院に運ばれたのです。。。

井上先生の講演要旨では、神経障害性疼痛(しんけい しょうがいせい とうつう)という痛みが「史上最悪の痛み」とのこと。痛み止めやモルヒネでも抑えられにくいとんでもない痛みのようです。

都合がつけば、講演を聞きに行ってみようと思います。

みなさんにとって「人生で最悪の痛み」は何ですか?  


Posted by 坂本 剛 at 13:23Comments(0)九州大学

2014年09月24日

オリーブオイルマヨネーズプロジェクト(きびだんご編)

昨日、宅配便で届いたのが、


オリーブオイルマヨネーズ。今話題の「クラウドファンディング」を活用して商品化を目指すプロジェクトの一つです。

このプロジェクトのオーナーは、カマタテクナスの鎌田さん。10年来の友人です。元々、空圧機器の開発・製造を行う会社の社長さんなのですが、以前から新規事業を模索されていました。

その第一弾が、

イタリアのシチリア島で生産されたエクストラバージンオイルを、日本発の技術である密封ボトルに詰め込み、酸化することなくいつまでもフレッシュな状態で使用することができるオリーブオイルでした。

新規事業には、当然ながら「資金」が必要になりますが、その資金調達を「kibidango」というクラウドファンディングのサービスを活用して行ったのです。

kibidangoのサイト上で、プロジェクトの宣伝・告知を行い、そのプロジェクトに魅力を感じ、賛同した方(サポーター)が、先に商品を購入する権利、を購入します。
目標金額に達成すれば、プロジェクトが成立し、サポーターはプロジェクトオーナーから商品やサービスをゲットすることができます。

今年の正月に、久しぶりに鎌田さんとお会いした際にこの話を伺い、私自身サポーターになりました。それが縁で、第二弾プロジェクトである今回の「オリーブオイルマヨネーズプロジェクト」をサポートさせていただきました。こういったプロジェクトについて、「クオーレ・インターナショナル」という別法人を設立し、事業展開を考えていらっしゃいます。そこには、鎌田さんの息子さんも参画されています。まさに企業家親子ですね。

これは、上述の新鮮なシチリア産エクストラバージンオイルと、地元福岡で有名な卵「つまんでごらん」を使った「マヨネーズ」を密封性が高い容器に封入したものです。詳細はこちら

試食してみると、普通のマヨネーズとはまったく違ったものです。オリーブオイルのいい香りがして、粘度は全く違いますが、高級ドレッシングといったほうがいいかもしれません。


ということで、昨晩は、このオリーブオイルマヨネーズを使ったエビ&アボカドサラダを堪能しました。グルメ中学生で有名な(?)愛娘の「あかり先生」も大絶賛。あかりセンサーが反応したようです。

ご興味のある方、このプロジェクトをサポートしてみませんんか?→こちら
  


Posted by 坂本 剛 at 07:44Comments(0)今日の出来事

2014年09月23日

これは凄い!【働くお母さんの応援歌-キャリア・リード提携ローン】

先日、久留米に行った際に、西鉄久留米駅の近くでバタリと会ったのが、キャリア・リードの佐藤社長。

彼女は、荒木小学校・中学校の1年後輩。さらに言うと私の弟の同級生です。4、5年前に福岡で某経済団体の交流会で数十年ぶりに再会し、2年前のキャリアリード社10周年記念パーティにはご招待いただきました。


キャリアリード社は、福岡県久留米市および福岡市に拠点をおく総合人材サービス会社で、福岡県を中心に佐賀・長崎・熊本・鹿児島・山口などへ事業展開しています。特に、佐藤社長の思いもあり、女性を中心とした人材サービスに力を注がれています。

いやー、久しぶり!と話をしていると、彼女の口からでたのが、筑邦銀行さんと提携した働く女性支援の取り組み「キャリア・リード提携ローン 」でした。

佐藤社長は、ご自身の経験も踏まえ、働く女性の就業支援や、母子家庭の支援を積極的に行っていらっしゃいます。その実現のために2012年には、NPO法人「わたしと僕の夢」を設立され活動されています。

そして、今回の筑邦銀行さんと提携した母子家庭向けのローン。この内容が凄くて面白いんです。

種々条件はありますが、おおまかに言うと、佐藤社長が「この女性は大丈夫」と太鼓判を押した方には、筑邦銀行さんがその信用をもとにお金を貸し出す、というものです。

つまり、佐藤社長といった「個人」を、金融機関といったお硬い系の「法人」が信用して他者にお金を貸すといった「人」に着目したローンなのです。

金融関係の専門家ではないので、他にもこういった商品があるかもしれませんが、少なくとも、私は同様のサービスを知りません。

しかも、地元久留米を中心に展開する筑邦銀行さんとキャリアリード社のコラボでこういった社会問題を解決するためのサービスが生み出されたことを非常に嬉しく・頼もしく思います。

このサービスは、筑邦銀行さんの本店・支店営業エリア内にお住まいの女性(他にも条件があります)が対象です。なにか、お困りの方がいらっしゃればキャリアリード社・筑邦銀行さんにご相談してみてはいかがでしょうか?  


Posted by 坂本 剛 at 09:11Comments(0)地域

2014年09月22日

ファブラボは「HUB」ラボ?(ファブラボ太宰府オープニングイベント)

先週末の土曜日(9月20日)に、7月にプレオープンしていたファブラボ太宰府のオープニング講演会イベントが開催されました。

場所は、


太宰府天満宮の近くにある太宰府館のまほろばホール。ファブラボ太宰府代表である柳瀬さん(ホームセンターグッディを展開している嘉穂無線の副社長)から講演者によるパネルディスカッションのモデレータを依頼され、参加しました。場所はなんなく分かっていたので、余裕をかましてあまり調べずに行ってみたら、見事に迷ってしまいました(笑)。


なぜ、お役を引き受けることになったかというと、今回、講演をしていただいた文具王、こと高畑正幸さんと柳瀬さんが出会うキッカケをつくったのが、僕だったからです。

2009年の12月に、QAN(QBSのアラムナイネットワーク)主催のセミナーの講演者としたお招きしたのが高畑さんでした。
基本的にQANの会員向けのセミナーだったのですが、セミナー開催をtwitterでつぶやいていたところ、参加希望の連絡(メール)をいただいたのが、柳瀬さんだったのです。その出会いがキッカケで、数年後にはグッディで文具王コーナーができています。

話は、ファブラボに戻ります。ファブラボ太宰府は、日本で11番目のファブラボだそうです。ファブラボについてはこちら

元々、ファブラボは、
・デジタルからアナログまでの多様な工作機械を備えた、実験的な市民工房のネットワーク
・個人による自由なものづくりの可能性を拡げ、「自分たちの使うものを、使う人自身がつくる文化」を醸成する
といったことを目的としMIT(マサチューセッツ工科大学)のニール・ガーシェンフェルド教授の提唱により2002年に始まった活動で、日本では慶応SFCの田中浩也准教授が中心となり活動を展開しています。


今回の講演会の基調講演は、その田中先生でした。

私自身、ファブラボについて、ぼんやりとは知っていましたが、今回のパネルディスカッションに向けて、あえて詳しく調べずに臨みました。

その結果、田中先生やファブラボを運営されていらっしゃる皆様のプレゼンを聞いて、私のイメージとはかなり異なるものだということがわかりました。

ファブラボ→3Dプリンターやレーザーカッター→モノづくりのシェアスペース、工房といったイメージが強かったのですが、その基本にあるのは「人と人のつながり」だったのです。

モノづくりを通じて、あらゆるジャンルの方がファブラボに集まり、家庭内でのささいなものの修理から新しいものを生み出すことまで、いろんなことが実現できるリアルなヒューマンネットワークなんだな、というのが私の感想です。

そういった意味で、ファブラボの「ファブ」は、「Fabrication(製作する)」ですが、人と人とをInterest(興味)でつなぐ、リアルな「HUB(ハブ)」ラボでもあると思った次第です。


参加者の皆さんに話を聞いてみると、ファブラボは、大分や佐賀にも既に設立されていて、今後福岡や久留米でも設立が検討されているようです。
また、パネルディスカッションの評判もそこそこ良かったようでホッとしています。

ファブラボのネットワークはグローバル

think global, act local

九州が大手企業ではなく、「個」を通じ、モノづくりで世界と繋がるといったことがファブラボを通じて実現することを期待しています。
  

Posted by 坂本 剛 at 07:18Comments(0)今日の出来事

2014年09月19日

久留米の一番街、寂しくなったね、焼鳥は?

昨日は、早朝から打ち合わせが続き、夕方には久しぶりに久留米に向かいました。

おかげさまで、打ち合わせはいい感じに終わり、なんとか次につながる結果となりました。

同行してもらった友人は、すぐに福岡に戻らなくてはいけないということだったので、街中を一人ふらりと歩いてみようかなと一番街方向へ向かうと、


夕方の6時半でこんな感じです。

なんだか人が少なかねー

と思わずつぶやいてしまいました。ご存知の方も多いと思いますが、僕は、久留米出身、高校生まで久留米に住んでいました。

福岡天神から移動してきたので、実態以上に感じたのかもしれませんが、少なくとも僕が高校生の頃に比べると、明らかに寂びれてしまっています。

市町村合併で、総人口は増えたのでしょうが、中心市街は間違いなく、廃れてしまっています。

これまでも、何度か久留米に戻った際に、街中を歩いたことがありますが、中学生・高校生のときに、ドキドキ・ワクワクしながら歩いた中心街、キラキラ感満載だった一番街が、セピア色よろしく、その輝きを失った姿をみると、なんだか悲しくなってしまいます。

久留米に限らず、大牟田や、黒崎もそんな感じだと聞いています。全国的に人口流入が多く、活況を呈している福岡と言われますが、福岡都市圏から数十キロ離れると、こんな状況だというのは、悲しいことですね。

そんなことを思いながら、せっかくだから久留米の名物「焼鳥」を食べて帰ろうと、お店に入ってみると、


相変わらずの味で、美味、しかもコスパが非常に高かったですね。

やっぱり、焼鳥は久留米が一番ですね!

  
タグ :久留米焼鳥


Posted by 坂本 剛 at 07:47Comments(0)地域

2014年09月18日

九州大学とUR都市機構が連携したらしい (箱崎キャンパス跡地処分の検討)

先日プレス発表された「九州大学とUR都市機構が連携・協力 ~箱崎キャンパス跡地処分の検討に関する協力協定を締結~

六本松キャンパスに続き、箱崎キャンパスの跡地処分において、UR都市機構と連携するようです。

箱崎キャンパス跡地処分については、今までもいろんな検討が行われています。詳細についてはこちら


先日、立ち寄った際には、工学部の旧研究棟の取り壊しが間もなく始まるようでした。

私が箱崎キャンパスで学んだ(?)のは、約25年前です。あー1/4世紀前なんだな(笑)。

徹夜で製図室で図面を書いたり、応力解析のプログラムを書いたり、、、夏合宿では工学部食堂(工食)でガッツリ食べたり、、、

いろんな思い出が残る場所です。

一方、昨日、箱崎キャンパスの近くにあるかかりつけの歯医者さんに行った際に、院長先生と話をしていると、跡地にどういったモノが建つのか、どういった活用をされれるのかは非常に気になっているようです。

そうですよね、客商売をやっている方にとって、公園になるのか、商業施設になるのか、住居になるのか、研究施設になるのかによって、ビジネスへの影響度合いが全く異なりますもんね。

個人的には、工学部本館や本部棟(通称:赤レンガ)など歴史的価値があるものは残しつつ、新たな研究成果やビジネスが生まれるような最先端の研究・開発拠点ができるといいなと思っています(全く私見です)。

とにもかくにも、残り少ない箱崎キャンパス。時間があれば立ち寄ってみようと思います。
  


Posted by 坂本 剛 at 07:26Comments(0)九州大学

2014年09月17日

糸島の隠れた優良企業「九星飲料」って知っとる?

最近、コンビニ行っても、スーパーに行っても「炭酸水」はメジャーな存在になりましたね。
私も、ほぼ毎日炭酸水を飲んでいます。

先日、某ホームセンターに行くと、見慣れない炭酸水を見つけました。


「伊都の炭酸水」。ラベルにはStarnineの文字が、、、

みなさんどこのメーカーの炭酸水かわかりますか?私はピンときました。

これは、糸島にある「九星飲料工業(以下、九星飲料)」の炭酸水です。聞き慣れない会社の名前ですが、実は、地元にこんなすごい中小企業があるかというくらいすごい会社なのです。

みなさんが、名前を知らないのは当たり前です。

九星飲料は、大手飲料メーカーの商品を受託生産する飲料製造業、いわゆるOEM先、ちょっと悪い言い方をすると、下請け企業です。
なので、九星飲料の製造品は、自社ブランドではなく大手メーカーの飲料として市場に出回ります。

ただ、それだけであれば、単なるOEM生産を主とする地場製造業なのですが、自社製造ラインを内製化するなど製造技術の開発に力を入れることにより、100億円の売上げだけでなく一般の下請け企業ではあり得ない、利益率を誇る地場企業なのです。

坂本さん、なんでそんなこと知っているの?

と思われる方がいらっしゃると思います。実は、妻が、この会社の100周年記念の社史と会長の自伝を執筆したからなのです。


また、私がこの会社に興味を持ったのは、20代に所属したロームという企業のビジネスモデルに近かったからです。

一般的に、半導体などの下請け・受託企業は、製造設備は外部から購入しますが、ロームは、そのほとんどを内製化することにより、設備投資額を抑制し、さらに効率化することにより、価格競争力を維持していました。

設備を内製化するということは、製造技術を蓄積することができますし、製造ノウハウをブラックボックス化もしやすいので高利益率を確保することができました(当時は)。当時の経常利益率は30%はあったと思います。

多少は異なりますが、九星飲料も、同様の製造技術・開発力を維持することにより、受託・OEM製造といった利益率が確保しにくい業態にも関わらず、同業企業を上回る利益率を確保しているのです。

ネットで見てみると、仲原会長(妻が自伝を書いた)は、様々な経営者関係の賞を受賞されているようです。

現社長も九大のOBですし、名前はマイナーだけど、素晴らしい技術開発力をもっているこういった地場企業に、九大など、地場の大学の学生が入社し、さらに技術力を高めることができれば、互いにwin-winになるのになーといつも思っています。

まずは、みなさん、伊都の炭酸水を飲んでみましょう!  


Posted by 坂本 剛 at 08:05Comments(0)今日の出来事

2014年09月16日

QBSビジネスプランコンテスト2014で思うこと

先週の三連休初日の土曜日(9月13日)に、先日学内審査会の審査員を担当した「QBSビジネスプランコンテスト2014」の本戦会が箱崎キャンパスで開催されました。


参加チームは6チーム。QBSの学内審査を通過した2チームに加え、グロービス福岡チーム、岡山大学MBAチーム、関西MBA+1チーム、それと、QBSや企業の混合チームといった感じです。昨年より多様なチームが参加しました。

今回のコンテストのプランの内容等々については、細かくかくつもりはありません。こういったコンテストはいろんな所でいろんな形で開催されていますので、このコンテストの成り立ち・意義について私自身が思うことを述べたいと思います。

このコンテストは、元々、MBAプログラムの学習によって得られる分析・戦略立案能力の研鑽を目的として、2011年度から始まったものです。当初2年間は「九州大学 教育の質向上支援プログラム(EEP)」に採択され、大学本体が主催、それ以降は、QBSの学生の主体的な企画・運営として開催されています。

私は、立ち上げの企画段階で、学生会の方に相談を受けたのですが、こういった対外的にオープンにし、かつビジネスプランコンテスト形式で行うことに対し、否定的な意見を述べました。

理由は、
・目的が「MBAプログラムの学習によって得られる分析・戦略立案能力の研鑽」であるのに対し、入学して半年程度しか講義を受講していない、QBSでの学びが少ない学生が多く参加すること
・当時は、プランのテーマをかなり限定していたので「地域の雇用創出など」、通常のビジネスプラン構想以上にハードルが高いこと(応用問題)
などが挙げられます。

なので、学内でのビジネスアイデアコンテストとして開催してもいいのではないかとアドバイスさせていただきました。

しかし、その意見は受け入れられずに当初の予定どおり、外部に公開する形で第一回が開催されました。結果は、、、果たしてQBSの教育の質の向上に繋がったのか?個人的には相当疑問でした。運営面でも正直言って、学外に公開するレベルに達していたとは言えなかったと思います。

それぞれのビジネスプランのレベルもそうですが、10分のプレゼン時間に対し、3−5分オーバーしてプレゼンするチームへ警告することなく進行したりと、様々な問題が散見されました。だって、そんなことが認めてしまうと、参加チームに対し公平性が損なわれますよね。当たり前の話だと私は思いました。

その後、そういった事をSNSでアップしたところ、このコンテストの企画に関与されたみなさんから厳しいご指摘を受け(OBがなぜ、学生会の取り組みを否定するのか?嫌がらせか?など)、それ以来、私自身、このコンテストについていろいろ発言するのも嫌になり、このコンテストに限らずQBS関連のイベントへの参加もしなくなりました。

すると、昨年、主催を大学から引き継いだ学生会の方から「QBSビジネスプランコンテストの学内審査会の審査員をお願いしたい」と相談がありました。

私はすかさず、今までの経緯を説明し「それでもいいですか?」と問い返したところ、「以前坂本さんからご指摘いただいた運営面でも、改善を行いましたので、是非お願いします」といった言葉をいただきました。

改善例の一つが、上述の「プレゼンのタイムマネジメント」を評価に織り込んだことです。昨年度からプレゼン時間をオーバーすると減点の対象になっています。

実際に参加してみると、以前に比べ、運営面・参加者のプレゼン内容も向上していたことを実感した次第です。

そして、今年もご依頼を受け、学内審査会の審査員を担当させていただきました。


残念ながら最優秀賞は、学内チームではありませんでした(関西MBA+1チームの「マナビノミカタ」が獲得!おめでとうございます!)。

来年は是非、学内チームが最優秀賞を獲得すること期待しています。また、こういったコンテストがよく批判される理由として「コンテストで終わってしまい、本当にビジネスをやるのか?」ということが挙げられます。

確かにそういったコンテストが散見されるのは事実です。

ただ、このコンテストの目的は「MBAプログラムの学習によって得られる分析・戦略立案能力の研鑽」なので、決して起業を目的とはしていません。しかしながら、個人的には、こういった取り組みから本当に起業するチームが生まれてくると、このコンテストが更に発展していくこと間違いないと思いますし、是非そうあってほしいと思っています。

最後に2点。昨年、せっかくだからと本戦会の審査とは別には、私の個人的な思いで「あかりさか賞」を提供させていただきました。昨年なにげにやってしまったのですが、ことのほか喜んでいただいたので、今年もいろいろネタ(海外で買ってきたお土産など)を集めてあかりさか賞を贈呈させていただきました。


あかりさか賞受賞チームと記念写真をパチリ。今後も是非頑張ってほしいと思います。

それと、このようなコンテストを運営するには、資金的なサポートが重要です。以前は、大学の支援があったようですが、学生会が主催して以来、資金的にサポートしているのは、


QBSのアラムナイ組織「QAN」なのです。果たして、九州地区のMBAコース、エグゼクティグコースでこういった連携がとれたネットワークを有しているコースがあるでしょうか?このような学生会とアラムナイネットワークが連携できることが、QBSの強みだと思います。
  


Posted by 坂本 剛 at 09:57Comments(2)QBS

2014年09月14日

博多の老舗が営業中(かろのうろん編)

先日、博多駅の近くから天神まで徒歩で移動中に前を通ったのが、


かろのうろん

博多の老舗うどん屋さんですね。

最近ではご存知の方が増えたんじゃないかな?と思いますが、博多は饂飩(うどん)の発祥の地なんですよね。らーめん屋さんも多いですが、日常生活で食べる回数は、らーめんよりうどんのほうが多いと思いますね。

そういった数多いうどん屋さんの中でも有名なお店が「かろのうろん」です。

「かろのうろん」という名の由来は、「角のうどん屋」が訛ったもの。

「だぢづでど」など濁音の発音が苦手な生粋バリバリの博多っ子が「かどのうどん」を発音したら「かろのうろん」になったそうです。

私はバリバリの博多っ子ではないのですが、実は、私自身も濁音の発音が苦手で「角のうどん」を早口でいうと「かどのうろん」になってしまいます(笑)

実はこのお店、ちょっと気になっていました。。。

今年の2月に3代目の大将がお亡くなりになり、一時期お店が閉まっていました。そして「このままお店を閉じるんじゃない?」といった噂が流れていたんですよね。

それが、今回お店が開いていることを確認することができ、ほっとした次第です。残念ながらこのお店は、店内撮影が禁止なので、おいしいうどんの写真をアップするこはできませんが、おすすめは「ごぼう天うどん」。みなさん、博多にお越しの際は、お店に足を運んでみてはいかがですか?
  


Posted by 坂本 剛 at 08:47Comments(1)今日の出来事

2014年09月12日

リコーMIRAIって知ってる?

昨日、知り合いのFBで話題になっていたのがリコー本格防水アクションカメラ「RICOH WG-M1

カメみたいな形状でFB上でも盛り上がっていました。その一つに「リコーのMIRAI」と似ているとのコメントが、、、

真っ先に反応したのが私。だって、


持ってるんだもん(笑)

20数年前に結婚・新婚旅行の際に買ったんですよね。元々リコーにいたのでMIRAIの存在は知っていました。

当時、普通のフィルムカメラとは異なるフォルムで個人的に興味を持っていました。

一番マニアックだったのは、リコー MIRAI (ミライ) だったのですが、私は、その普及版・軽量モデルであるMIRAI105を購入しました。

結婚以来、デジタルカメラが普及するまで10年近く使ったでしょうか。久しぶりに引き出しから取り出してみました。

すると、


表示部に、14 9 11の文字が、、、そうです。その日(確認したのは、昨日9月11日の夜)の日付だったんです。

つまり、10年くらい放置していたのに、内蔵電池がもっていて、日付を刻んでいたんです。これにはビックリしまいた。

最近では、朝起きると、iPhoneやその他ガジェットの充電状況をチェックすることが当たり前になっています。私のiPhoneは、バッテリー不具合の対象になっていて、FBなどを頻繁に使用すると午前中でバッテリーが切れてしまいます。

一方、私のMIRAIの電池は、切れることなく日付を刻んでいた。。。当時と今では、機能、消費電力は全く異なりますが、なんだかほんわかした気分になりました。

久しぶりにフィルムカメラを使ってみようかな?と思った次第です。
  


Posted by 坂本 剛 at 16:30Comments(0)今日の出来事

2014年09月11日

バックパック買い替えた(T-Tech編)

ビジネスピープルのみなさん、あなたはバッグ派ですか?リュックサック派(バックパック)ですか?

スーツを着る方だと、バックパックはなんだか微妙な格好で、カバン派の方が多いと思います。

一方、大学などアカデミアのみなさんは、比較的にそういった格好を気にしない方が多いので、バックパック派の方が結構いらっしゃいます。

そういう私は「産学連携」といったビジネスと学術の中間的な所で働いていますので、どっちでもアリなのですが、ここ10年は基本的にバックパックを利用しています。

大きな理由としては「腰痛」です。私は移動することが多く、歩くことも多いので、ショルダータイプのバッグを担いで歩くと数分で腰に痛みが発生してしまいます。それに加え、PCや資料を持ち運びますのでかなりの重さになるのです。

そういった点で、バックパックは左右ほぼ均等に力がかかるので、歩いたり、移動が多い方にはいいのではないかなと思います。

しかしながら、バックパックでも重たいモノを担いでいると前後方向のバランスの問題もあり、腰が痛くなってしまうことがあります。

さらに、僕はTUMIを愛用しています。TUMI自体も重いので、最近腰を前後に曲げる際に、だんだんと腰が痛くなってきました。。。

そこで、今回バックパックを買い替えようと思った次第です。

条件は、

・バックパック自体、今使っているものより軽いこと
・TUMI並みに丈夫だということ
・容量が多い

ことです。

そこで、今回購入したのが、


T-Tech NETWORK 58581 T-pass ブリーフ・パック

T-Techは、TUMIのカジュアル、スポーツ向けのブランドです。バリスティックナイロンほど堅牢ではなくても、作りも丈夫な一方、なにより軽量なところが、今回採用した大きな理由です。


試しに資料を入れてみましたが、これだとかなり多めの資料+一泊二日程度の着替えを入れても容量は十分足ります。


PCは別スペースに入れて、T-pass対応なので、手荷物検査でもバックパックから取り出さなくても大丈夫です。

実際に担いでみると、本体自体が軽い(約1.4キロ)ので全体的に軽くなった・腰への負担が少なくなった気がします。

これからのシーズン、移動を徒歩で行うことが増えてきます。積極的にこのバックパックを使って行きたいと思っています。
  


Posted by 坂本 剛 at 12:56Comments(0)今日の出来事

2014年09月10日

博多萬宝焼って知ってる?

先週末の「福×福まつり」のアルバイト。一部と二部の間の休憩時間に口にしたのが、


萬宝焼

みなさん、萬宝焼(まんぼうやき)って知ってます?

基本的に鯛焼きの亜種だと僕は思っていますが、形状は「マンボウ」の形をしていて、皮は、通常の鯛焼以上にモチっとしています。

福岡近辺のスーパーの駐車場やイベント会場で移動販売形式で販売されています。

今回は、ベイサイドプレイスで開催されるイベントに合わせて移動販売車が出店してたようで、思わず買ってしまいました。

個人的には甘系のものより、ベーコンエッグみたいなタイプが好きです。

福岡には、コレ以外にムツゴロウの形をした「むっちゃん万十」があったりと「〇〇焼」といった類いのモノがなぜだか多いんですよね。

萬宝焼はその中でも若干高めの価格設定なのですが、皮のモチっと感が結構気に入っていて、個人的には好きな食べ物です。

萬宝焼の移動販売車を見つけたら、一度試してみてはいかがですか?  
タグ :萬宝焼鯛焼


Posted by 坂本 剛 at 20:41Comments(0)今日の出来事

2014年09月09日

福×福まつりのお手伝い

先週末の日曜日(9月7日)、朝からベイサイドに向かいました。


福×福まつりのお手伝いをするためです。キッカケは、FBのつぶやきでした。知人が、このイベントで急遽アルバイトを募集していることを知り、
偶々日曜日が空いていたので「手伝いますよー」とコメントしたら、トントン拍子でお手伝いすることが決まったのです。

アルバイトなんて、何年ぶりだろう? ちょっとだけ緊張し現地に向かいました。

このイベントは、日本が誇るべきモノやヒトを紹介していくメディアとして2012年の1月に立ち上がった富士虎が企画したものだそうです。

「福」つながりの「福岡」と「福島」の酒蔵10蔵(5+5)から蔵元や杜氏さんがベイサイドに集い、日本酒の美味しさをみなさんに味わっていただくといったイベントです。

チケット2000円で、3時間以内で全ての酒蔵のお酒を試飲することができます。

私は、福島の酒蔵さんのお手伝いを担当しました。試飲コーナーでお客さんにお酒を注いだり、日本酒を紹介したりするお仕事です。

担当させていただいた酒蔵は、


轟酒造。「天明」「一生青春」といったお酒を造っている酒蔵さんです。


仕事を開始する前に試飲させていただいたのですが、あまりの美味しさにビックリしました。

実は、福島のお酒を飲むのは今回が初めてでした。当然ながらどんなお酒があるのか、有名なのかも分かりません。

美味しいと有名なお酒の名前を先に知っていると、その先入観に味覚が左右されることがありますが、今回は全くそういったことなく、本当に美味しいと思いました。それは、試飲が始まってすぐに証明されました。

何度も何度も試飲を繰り返す方が多く、人によっては「天明が美味しいよ」と友人・知人をブースに連れてくるお客さんもいらっしゃいました。

その結果、1部、2部とも3時間を待つことなく、ほぼ2時間で用意されたお酒が全て無くなりました。アルバイトの身としては、楽でよかったですけどね(笑)

ふとしかキッカケでこのイベントのお手伝いをさせていただくことになったのですが、福島から来ていただいた蔵元、杜氏の方と交流させていただき、いろいろ勉強になりました。

福島は、ご存知のとおり、東日本大震災、原発の事故の影響でもの凄い被害を受けています。今回参加された若い蔵元さん、杜氏の方も大変な経験・思いをされたことでしょう。しかし、このイベントでは彼らからそういったことを感じさせるようなこと、発言は一切なく、自分達が造ったお酒を福岡の方にも知ってもらいたい!といった気持ちがすごく伝わってきました。

支援ありきではなく、こういった機会を通じ、福島の素晴らしいお酒の存在を知ることにより、それらを購入するといったことを続けることが、結果として福島の支援になるのではないかと思います。


ということで、イベント修了後の打ち上げで、曙酒造の鈴木さんとパチリ。

これからも、福岡から鈴木さん、天明、一生青春を応援したいと思っています!  


Posted by 坂本 剛 at 09:07Comments(0)地域

2014年09月06日

九大キャンパス車両入構料の決算が出たらしい(箱崎・伊都編)

このたび,平成25年度キャンパス入構車両の利用負担金決算(箱崎・伊都地区)についてとりまとめましたので,公表します。詳細については,以下をご覧ください。→こちら

ということで、いつからかな?九大の箱崎・伊都キャンパスへ車で行くと、ゲートがあって入構料を払わないといけなくなっているのですが、その平成25年度の決算が発表されています。規模的には約6000万円といったとことなんですね。

僕が学生の頃はまだまだ牧歌的で、キャンパス内に車で自由に入ることができました。しかしながら国立大学も法人化した現在では、駐車場の整備やその他維持費用を捻出するためには、入構料の徴収も必要になったということでしょうか。

外部から一時的に来られた方は「えー」と思われるかもしれませんが、データを見てみると収入の2/3は普通入構・臨時入構者からの収入。つまり、九大の教職員や学生が入構料の2/3を負担しているのです。

先日、伊都キャンパスに行った際に、ICカードをゲートにタッチして入構しようとしたら反応せず、??と思ったら、産学連携機構九州の社長を今年の6月末で退任して以降は、普通入構料をカードにしていないことを忘れていて、恥ずかしい思いをしました(笑)。

とにもかくにも、こういった収入がキャンパスの整備・維持に有効活用され、いつまでも綺麗なキャンパスが維持されること期待します。
  


Posted by 坂本 剛 at 09:44Comments(0)九州大学

2014年09月05日

八女本家集合ってよ!

昨日は、旧知の会計士、トーマツの只隈さんと食事をしながらいろいろ話をしようと思い、選んだお店が、


八女本家。ここ何年だろう?5、6年くらいお世話になっているお店です。

場所は、


昭和の香りが今でもぷんぷん残る渡辺通5丁目。博多の方だと、昔キャバレーミナミがあったあたりといえば、ご年配の方だとお分かりかもしれませんね。
渡辺通り沿いの英進館から1本中に入った道沿いにあります。

このお店とはいろんな意味ですごい縁・出会いがあるんですよね。元々10年くらい前に一回、当時の上司だったQRECの谷川さん(教授)と行ったことがあったんです。八女本家の常連さんは地域の大手企業やマスコミ系の方が多く、谷川さんの出元である開銀(現:政投銀)の九州支店の方もよく使っていたらしいです。

その後、長らく行く機会はなかったのですが、5、6年前にQBSの同期に連れて行ってもらったときに、カウンターで??なんだか見たことがあるなーと思っていると、その方が、なっなんと、新婚旅行を企画・同行していただいた旅行会社の方「富永さん(愛称トミーさん)」だったんです。

私は、20数年前に、福岡サンパレスで結婚式を挙げました。当時は、時代的に派手に結婚式を挙げる方が多かったのですが、私達は、結婚式より新婚旅行に予算を多く使おうと思って、当時公的な施設だったサンパレスを選択しました。そのサンパレスに入っていた旅行会社に新婚旅行の相談に行った際に担当していただいたのがトミーさんだったのです。

そして、彼から提案されたのが、単なるパッケージツアーではなく、オーダーメードのツアー企画でした。もう一組、この企画にのってくれるカップルがいれば、トミーさん自身が同行してツアーを組むことができるということでした。

トミーさんが、丁度同日に挙式されたカップルに確認すると「ご一緒したい」ということで、パリ(フランス)〜途中でブルージュ(ベルギー)に小旅行〜再びパリという2カップル(+トミーさん)だけの特別ツアーが成立し、非常に思い出深い新婚旅行を経験することができたのです。

そのトミーさんと20数年ぶりに再会したのが八女本家。トミーさんは八女本家の常連の一人だったのです。

それ以来、飲み会の帰りに寄ったり、貸し切って某プロジェクトの忘年会をしたりとちょくちょくお店に顔を出すようになりました。

そして、昨年は、お店への貢献度が一番高いお客さんということで、八女本家のMVP(貢献度)に選んでいただきました。


その時の写真がコレ

賞品は何がいい?と言われ、ネクタイと赤いパンツ(勝負パンツ)と答えていたら、


ブルックスブラザーズのネクタイに、バーバリーのショーツをいただきました(笑)

このお店のいいところは、カウンター文化が色濃く残っているところです。常連さんと相席になれば気軽に話ができるし、席が詰まっていたら、みんなでちょっとだけイスを動かしてスペースを作ったりとみんなでお店を手伝っているという感じがするところがいいなと思います。

正直言って、入り口はいかにも「一見さんお断り」的な感じですが、中に入ってみると、初めての方、一人でもなんとなく楽しめる不思議なお店です。

料理は大皿料理が中心で、その味は、食通(発酵学者・食文化論者)で有名な小泉武夫さんが、来福時には必ず顔を出すというくらいだから、間違いありません。

昨晩は、FBで「八女本家集合」と書き込んだら、


私達以外に、結局6名増えてしまいました
(写真撮った時には、既に2名が先に帰ってました)。

ご興味がある方は、勇気を持って入り口の戸を開けてみてはいかがですか?

お店の雰囲気になじまずに「どうしよー」を思ったら「坂本さんの紹介で!」と言ってみてください。一気に場が和むと思いますよ。  
タグ :八女本家


Posted by 坂本 剛 at 12:21Comments(0)ネットワーキング

2014年09月04日

伝説の割烹寿久ってどうよ?

昨日、QBSの現役生(といっても社会人学生で経営者・会社役員の方です)2名ととも久しぶりに行ったお店が、


「寿久」。博多駅筑紫口を出て右に50m行ったところあたりにあります。

私は、巷では「産学連携界のグルメ王?」と呼ばれているらしく(笑)、美味しい・グルメなお店ばかり行っていると思われがちですが、

B級というか、なんというか、時々無性に行きたくなるお店が「寿久」なんです。

基本的にどんなに飲んで・食べても3,000円を越えることはほとんどありません。また、どんなに混んでいても、4、5名なら3Fはかならず空いていますので入れます。

このお店に行くキッカケになったのは、ちょうど10年くらい前だったかな?

ロボット系の友達とふらりと入ったのがこのお店で、そしたら私が大学の知的財産本部に移籍する前の会社の部下(工場のおばさん)が店員さんでいたのです!

それ以来、大学の体育会系OB会の総会の二次会や、博多駅近辺で夕方リリースされた時などに、寿久を使うようになりました。

お店の雰囲気が、子供のころに父親について行っていた大衆割烹の雰囲気に似ているんですよね。いまだに昭和の佇まいを残しています。

料理の善し悪しはともかく、注文したら料理がでてくるのは早いし、店員さんは基本的に「おばさま系」で愛想はよくないけど、テキパキとしているので、楽しく、かつ、リーゾナブルに飲むことができます。

博多駅近辺で、入るお店に悩んだら「寿久」に入ってみてはいかがですか?ちなみに、店員さんは年配の方が多いので10時半くらいにはお店が閉まりますので要注意です(笑)  
タグ :寿久


Posted by 坂本 剛 at 12:41Comments(0)今日の出来事

2014年09月03日

七帝戦にみる同窓会組織とSNS活用

昨日は、FB上で個人的に盛り上がっていました。

私は、一昨年から九州大学ソフトテニス(軟式庭球)部OB会「松原会」の会長を務めています。

その松原会会員を中心としたFBページが、有志を中心に立ち上がっています。

九大の体育会にとっての一大イベントは「七帝戦(正式には、全国七大学総合体育大会)」です。

全国七大学総合体育大会とは、旧帝国大学の7つの国立大学が合同で開催している体育大会で、各競技の順位ごとにポイントが付与され、その総合点で総合優勝を競います。


(FB杉澤君の投稿から拝借)
出陣の際には、応援団のエールで激励されるなど、古きよき伝統がまだまだ残っているのは嬉しい限りです。

今年は京都大学で開催されており、ソフトテニス部は昨日から団体戦が始まりました。その結果を現役学生のみなさんが、随時FBにアップをしてくれました。

その結果、男子チームは、
名古屋大学に④−1
東京大学に④−1 
大阪大学に⑤−0
京都大学に③−2
と全勝で初日を終了したのです。いーや素晴らしい!素直にやったーと盛り上がってました。

こういった活動状況の情報を随時ゲットできるのがSNSのいいところなのですが、正式な同窓会組織のツールとしてはまだ認められていません。

それは、全ての会員が、例えばFBを全て使っているか?というとそうではないからです。会員は下は20代から上は80代までいらっしゃいます。

特に、高齢の先輩方はPCやインターネットの利用についても厳しい状態の方がいらっしゃって、会員のみなさまとのコミュニケーションは、今でも基本的に郵便です。総会への参加や、会費のお願い、イベントの告知についても、メールを基本にすることでさえ抵抗感を感じ、批判される方がいらっしゃいます。

確かにご事情はわかるのですが、その結果どういったことが起こるか、というと30−50代前半くらいのアクティビティの高い世代の方の参加が減ってしまうのです。

そうなると、同窓会への参加者の高齢化(というか、若年層の不参加)が進み、本来の「現役学生の支援」といったミッションを推進すること自体が難しくなってしまうということになってしまいます。

みなさんも経験があると思いますが、同窓会に行ってみて、自分の学年±5才くらいの層の参加者が少なければ、なんだか会場でも楽しくなくて、結果「次行くのをやめよう」と思ってしまいますよね。そうなると、会費収入も減り、同窓会の活動が縮小していく、、、といった負のスパイラルに入ってしまいます。

そういったことをさけるためにも、正式なコミュニケーションツールとして認める云々はともかく、利用している方だけでもソーシャルネットワーク(FB)でグループを作り、交流することを進めようと思っています。会員は全国に散らばっていますので、当然ながら遠隔同士でも気軽にネット上で交流できます(現在140名くらいの登録)。

その結果、各地域の会合や総会に30代ー50代前半の今まで抜けていた世代の会員の参加者が徐々に増えてきました。まさに期待していたとおりの動きがでてきたのです。

バーチャールでバズ(やり取りや情報発信)→リア充

FBでの交流が、若手の会員と50−60代の先輩方のリアルな交流に拡がっていったのです。

私自身、60代の先輩から会長を40代で引き継ぎましたが、その甲斐があったなと素直に思いました。

さあ、今日東北大学と北海道大学を撃破すれば、久しぶりの男子団体戦完全優勝。現役生の活躍に期待したいと思います。  


Posted by 坂本 剛 at 08:59Comments(0)ネットワーキング

2014年09月01日

QBS&QAN合同BBQに行ってみた(手羽先めんたい編)

先週の土曜日(8月30日)は、久しぶりにQBS&QAN合同バーベキューに参加しました。



場所は、九大箱崎キャンパス。QANというのは、九大ビジネススクール(QBS)のアラムナイネットワーク(同窓会組織)です。

私は、修了後1年間QANの会長を務めました。QANでは、会員および現役学生とのネットワーキングの会を数回企画しています。

その一つがBBQ。最近、参加していなかったのですが、同期生から誘われ、今回久しぶりに参加しました。

誘ってくれたのが、島本食品の社長である波多江君でした。彼含め、仲間数名でいつもゴルフをやっています。

その彼が持ってきてくれたのが、


「手羽先めんたい」という商品。手羽先の中に明太子を詰めているという構造的には単純なものですが、、、


これが旨いんですよねー

ジューシーな鶏肉に辛し明太ピリっとした辛さがマッチしています。また、外ははカリっとして、中はふわっとした食感がたまりません。まさにBBQには最適な食材だと私は思っています。

それと、私も何回か使いましたが、ガチ「辛し明太子」もいいけど、何か違った形で、、、といった場合に、お中元・お歳暮で喜ばれる食材です。

BBQのほうも、参加した先輩・後輩のみなさまとも久しぶりに交流ができ、有意義な時間を過ごすことができました。今回が、今年の夏最後のBBQじゃないかな?

とにもかくにも、幹事(実行委員)のみなさまお疲れさまでした。しかし、昼間からちょと飲み過ぎ、食べ過ぎましたね、、、  
タグ :QBSBBQ明太子


Posted by 坂本 剛 at 08:05Comments(0)QBS

2014年08月30日

博多豚骨ラーメンズを読んでみた。

以前、博多駅の本屋さんで見かけてからその題名とキャッチフレーズで気になっていた本



「博多豚骨ラーメンズ」

しかも、帯のキャッチが「人口3%が殺し屋の街・博多で、生き残るのは誰だー!?」

おいおい、フィクションでもそれはちょっと言い過ぎ、イメージダウンに繋がるでしょ?と博多在住の私としては思わず叫んでしまいそうなフレーズでした。

福岡・博多は、食べ物が美味しい、街がコンパクト、住み易い!など、いいイメージがある一方、実は、

飲酒運転事故の発生件数第2位(2011年)

性犯罪の発生件数全国3位(2011年)

など、治安に関しては悪いデータが多々あります。コレ以外にも、

手榴弾事件の発生件数が全国ワースト1位(2011年)など、とんでもないデータも。。。

まあ、こんなランキングをモチーフにして作者(福岡市在住)が、この小説を発想されたかもしれませんね。

昨晩一気に読み上げました。

内容は、殺し屋、殺人の表現ばかりで、このあたりは私自身好きではない分野で、詳しくここで書くこともしませんが、全体を通して感じたことは、

福岡の人のつながり、街のコンパクトさ、などをうまく表現しているなーということでした。

別々の登場人物が関わるそれぞれの事件が、「殺し屋」「復讐屋」というキーワードを通して、いつの間にか繋がり、最後は、一つの大きな巨悪の退治に繋がっていく、、、

まさに、福岡の濃密かつ、非常に近い人的つながりをストーリーの中で表現しているなと思いました。

というのも、私自身、なにかといろんな「人的つながり」がありますが、福岡・博多で、全く別のプロジェクトや仕事なのに、気がついたらこっちのプロジェクトの担当Aさんと、別のプロジェクト担当Bさんが、高校の同級生だった、元会社の上司だった、奥さん同士が友達だったなど、人で繋がっていたという事が日常茶飯事だからです。

まさに、コンテンツは異なりますが(当たり前!)「博多豚骨ラーメンズ」的な事象が身の回りで毎日発生しているのです。

作者の方は、そのような福岡・博多の濃密な人的つながりを「博多豚骨ラーメンズ」といったタイトルにより、表現しているんじゃないのかとも思ってしまいました。

とにもかくにも、福岡・博多がこの小説で表現されるような街ではなく、平和で安全な街でいる(?)ことを祈念いたします。


  
タグ :博多豚骨


Posted by 坂本 剛 at 08:31Comments(0)今日の出来事