2011年11月06日
栗コーダー的な金曜日(ちょっといい話編)
先週末の金曜日(11月4日)は、仕事を終えた後、大名に向かいました。

大名にあるライブハウス「ROOMS」
この時期恒例になっていますが、幼なじみの近藤研二君(以下、研二)が所属する「栗コーダーカルテット」が福岡でライブを行いました。
1、2年前のブログにもライブのことを書いていますね。
こちら1
こちら2
最近彼らのブログをあまりチェックできていなかったのと仕事でドタバタしていたこともあり、幼なじみの女の子のメールと、研二からの直接メールでライブのことを知りました。昨年も場所も今年を同じROOMSでした。
今回は、ニューアルバム「羊どろぼう。」を引っさげての来福です。ちなみに、このタイトルは糸井重里さんの作品(同名の本アリ)とのことです。

会場もほぼ満員。メンバーの皆さんのトークも軽快で、あっという間の2時間半のライブでした。

そのトークの中で、研二の話になりました。彼は、高校を卒業後上京し、音楽学校に通い、その後音楽の仕事をスタートさせたのですが、他のメンバーに比べると、非常に早い段階から仕事をやり始めることがきたということで話題になりました。
音楽の世界は、競争が非常に激しく、長い下積時代を経て数少ないチャンスをモノにしたものだけが残っていくという印象があります。
現に、中・高と一緒にやっていたバンドのメンバーのうち、私を除く3名が上場し、プロとしてデビューしたのですが、未だに現役で頑張っているのは研二だけです。しかも、彼は2年半前のアカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した「つみきのいえ」の音楽を担当し、一躍注目を浴びました。
そんなトークの中で、彼のあるコメントが非常にいい話だったので紹介したいと思います。
上京して比較的早く仕事ができるようになったとはいえ、それだけで生計を立てることは難しく、仕事を始めて3年間は、親から仕送りを受けていたとのことでした。その仕送りの条件として親と結んだ約束が「その日何をしたのか、思ったのか」を毎日報告すること。
携帯電話などがない時代ですからハガキで報告というのが一つの手段だったのでしょうが、それを毎日続けてたそうです。
そしてハガキの数が1000枚を越えた頃から、ようやく音楽の仕事がだけで生活ができるようになった。。。つまり、独り立ちできるまで約3年間かかったということです。
3年が長いか・短いかは別にして、毎日ハガキを送り続けた彼の行動自身が凄いことだなと思った次第。継続は力なりといいますが、実行することはたやすいことではありません。そういった継続・努力する力をもっているからこそ、今でも音楽業界の第一線で活躍できているのだなを感じました。また、会場には、研二のお父さん(ハガキを受け取った側)もいらっしゃったので、余計にジーンと心に染みました。
最近思うのは、功なり名をなす人の共通点は「継続を力に変える」ことだということ。なでしこジャパンの澤さんも、誰も注目してくれなかった女子サッカーを10年以上地道にベタに続けた結果すばらしい成果(ワールドカップ優勝)をもたらしたことは、記憶に新しい出来事ですよね。
自分自身がそれをできているのか、できるのか??
課題だな、と思いつつ、、、

同級生との久しぶりの再会を祝ったのでした。。。

大名にあるライブハウス「ROOMS」
この時期恒例になっていますが、幼なじみの近藤研二君(以下、研二)が所属する「栗コーダーカルテット」が福岡でライブを行いました。
1、2年前のブログにもライブのことを書いていますね。
こちら1
こちら2
最近彼らのブログをあまりチェックできていなかったのと仕事でドタバタしていたこともあり、幼なじみの女の子のメールと、研二からの直接メールでライブのことを知りました。昨年も場所も今年を同じROOMSでした。
今回は、ニューアルバム「羊どろぼう。」を引っさげての来福です。ちなみに、このタイトルは糸井重里さんの作品(同名の本アリ)とのことです。

会場もほぼ満員。メンバーの皆さんのトークも軽快で、あっという間の2時間半のライブでした。

そのトークの中で、研二の話になりました。彼は、高校を卒業後上京し、音楽学校に通い、その後音楽の仕事をスタートさせたのですが、他のメンバーに比べると、非常に早い段階から仕事をやり始めることがきたということで話題になりました。
音楽の世界は、競争が非常に激しく、長い下積時代を経て数少ないチャンスをモノにしたものだけが残っていくという印象があります。
現に、中・高と一緒にやっていたバンドのメンバーのうち、私を除く3名が上場し、プロとしてデビューしたのですが、未だに現役で頑張っているのは研二だけです。しかも、彼は2年半前のアカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した「つみきのいえ」の音楽を担当し、一躍注目を浴びました。
そんなトークの中で、彼のあるコメントが非常にいい話だったので紹介したいと思います。
上京して比較的早く仕事ができるようになったとはいえ、それだけで生計を立てることは難しく、仕事を始めて3年間は、親から仕送りを受けていたとのことでした。その仕送りの条件として親と結んだ約束が「その日何をしたのか、思ったのか」を毎日報告すること。
携帯電話などがない時代ですからハガキで報告というのが一つの手段だったのでしょうが、それを毎日続けてたそうです。
そしてハガキの数が1000枚を越えた頃から、ようやく音楽の仕事がだけで生活ができるようになった。。。つまり、独り立ちできるまで約3年間かかったということです。
3年が長いか・短いかは別にして、毎日ハガキを送り続けた彼の行動自身が凄いことだなと思った次第。継続は力なりといいますが、実行することはたやすいことではありません。そういった継続・努力する力をもっているからこそ、今でも音楽業界の第一線で活躍できているのだなを感じました。また、会場には、研二のお父さん(ハガキを受け取った側)もいらっしゃったので、余計にジーンと心に染みました。
最近思うのは、功なり名をなす人の共通点は「継続を力に変える」ことだということ。なでしこジャパンの澤さんも、誰も注目してくれなかった女子サッカーを10年以上地道にベタに続けた結果すばらしい成果(ワールドカップ優勝)をもたらしたことは、記憶に新しい出来事ですよね。
自分自身がそれをできているのか、できるのか??
課題だな、と思いつつ、、、

同級生との久しぶりの再会を祝ったのでした。。。