大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2009年05月24日

九州ソーシャルビジネス・フォーラム(FBCC編)


昨日は、朝早くブレクファストミーティングが博多駅近辺であったので、せっかくなので、FBCC(福岡ビジネス創造センター)で開催されている【九州ソーシャルビジネス・フォーラム】に顔を出してきました。部下の出田君が、本フォーラムのため休日出勤しているのもあり、一応顔を出した次第です(笑)。

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最近、ソーシャルビジネス、ソーシャルアントレプレナー、ソーシャルベンチャーという言葉をよく聞きますね。ある意味はやり言葉になっている気がします。

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このフォーラムも、スタッフあわせて200名弱の方々が参加、大盛況だったようです。学生の姿が多かったですね。

一方、ソーシャルビジネスが、NPO、農業、ボランティア・・・これらの言葉と同義に扱われている気もしますね。

私自身も明確な定義はわからないのですが【ソーシャルビジネスネット】というWEBページによると、

「ソーシャルビジネス(SB)」とは、環境や貧困問題など様々な社会的課題に向き合い、ビジネスを通じて解決していこうとする活動の総称です。」

ということです。また、ソーシャルビジネスには「社会性」「事業性」「革新性」が求められるとのことですが、私が知る限り「社会性」はあっても「事業性」「革新性」が乏しい事業・取り組みが多いのではないでしょうか(あくまで、私の狭い料簡での話です)。

誰でも「いいこと」(社会性)はやりたいわけで、ただ、それを継続するためには「事業性」(利益を生み出す仕組み)が必要になりますよね。更に社会に新たな価値を生み出すためには「革新性」が必要なわけで、一般的なビジネスよりも、実は非常にハードルが高いのが「ソーシャルビジネス」ではないかと思う次第です。

私のまわりでも「社会起業家」「ソーシャルビジネス」という言葉が多く聞かれるようになりました。もう少し勉強してみないといけないようですね。



  


Posted by 坂本 剛 at 09:39Comments(1)大学発ベンチャー支援