2009年09月18日
フォーラムのパネラーその2(イノベジャパン2009編)

16日の午後、昼食後東京国際フォーラムのD棟に移動。某会議に出席した後、
「第5回中小企業産学官連携推進フォーラム ビジネスモデル・イノベーション~研究成果が新事業を切り開く~」のパネラーを務めました。
このフォーラムの目的は、
産学官連携のメインは現在、大企業と大学の包括連携から、中小企業と地域大学との“課題解決型”連携にシフトしている。大学の研究室と、中小企業とのマッチングによる“用途開発”や“新製品・新サービスの開発”が進展しており、最近では広域連携型の成功例も出始めている。本フォーラムでは、大学の研究成果を活用した「ものづくり系中小企業」や「大学発ベンチャー」に焦点を当て、各々の成功の秘訣、失敗しないためのヒントを紹介するとともに、(1)産学官連携による新製品・サービス開発の促進(2)大学が有する研究成果や知識、情報等と中小企業の技術的課題とのマッチング(3)産学官連携活動の支援者、支援機関のネットワーク構築――について議論する。
です(イノベーション・ジャパンHPより)

フォーラムは、中小機構の占部理事の挨拶でスタート。
中小機構の産学連携の取り組みや、パネルで司会を務めた日経BPの西本さんの大学発ベンチャーの調査報告の後に、


大学発ベンチャーの事例発表ということで、バイオ系の京都府立医科大発ベンチャーバイオマーカーサイエンスの内田社長、モノづくり系で九大発ロボットベンチャーメカトラックスの永里さんがプレゼンを行いました。
2社の共通点は、技術はもとより、IP(知的財産)を重要視しながらマーケットをキチンをみていること。分野は違えど重要なことです。大学発ベンチャーでよくあるのは「いいモノができたから売れるはず」「誰かが売ってくれるはず」。いい(という定義が微妙ですが)モノでも必要のないものは売れませんし、自分が売らないと誰も売ってくれません。つまり、お金も入ってきません(笑)。
ということで、ようやくパネルディスカッションがスタート。

壇上からの絵はこんな感じです。ちなみに、参加者は約170名。当日のセミナー・イベントの中では一番の集客率だったそうです(ホッ)。

坂本さん、檀上で何やってんですか?と怒られそうですが、とりあえずパチリ(笑)。
限られた時間の中、日経BP西本さんのモデレートのお陰でスムーズにパネルディスカッションは進みました。
・技術の実用化への要因
・起業準備の際にポイント
・事業化における課題と解決方法
・大学との関係および知的財産について
等々のテーマでディスカッション。
・顧客価値創造への取り組み(マーケットをよく見る)
・産学連携には、課題解決型と研究志向型がある
・発想の転換(複合領域・業際領域に活路を見出す)
・地域完結⇒広域連携へ
などのキーワードが浮かび上がってきました。この分野に正解はないですが、上述のキーワードを参考に自分なりに取り組んでいこうと思っています。
ということで、なんとかお役目終了。そして夜は、友人・知人と久しぶりの再会を楽しみに有楽町から築地へ向けてトロリーをコロコロしながら歩いていったのでした・・・・築地?坂本?となれば、場所は・・・
2009年09月18日
フォーラムのパネラーその1(イノベジャパン2009編)
先日のブログのとおり、9月16日は朝から東京に移動、東京国際フォーラムに向かいました。

産学連携関係では国内最大のイベント「イノベーション・ジャパン2009」に参加するためです。
昨年のブログはこちら

到着したのは昼前。初日の午前中だったのですが、入場者は相変わらず多かったみたいです。

我らが九大知財本部は、今年は九大TLOと合同で出展しています。

九大のブースを探してうろちょろしていると、法被をきた若者から挨拶され、なにげに顔を確認したらあらま新城さん。彼はQBSの3期生で、修了後、某鉄道会社を辞め、宮崎大学の産学連携部門に転職しています。

今回のイベントで個人的に注目していたのが「大学食の祭典」というイベント。全国の大学で開発された食品が出展し、一部試食・試飲会が開催されます。初日は12時から試飲・試食会がスタート。

あっという間に行列ができていました(笑)。

小麦ブランブレッド、栄養ドリンク系等々いろいろありましたが、私が注目したのが「メロン羊羹」。まずくはないですが、そもそもメロンを羊羹にする必要があったのか?ちょっと微妙な感じがしました。。。
そして、午後から本来の目的であるフォーラムへ参加したのでした・・・

産学連携関係では国内最大のイベント「イノベーション・ジャパン2009」に参加するためです。
昨年のブログはこちら

到着したのは昼前。初日の午前中だったのですが、入場者は相変わらず多かったみたいです。

我らが九大知財本部は、今年は九大TLOと合同で出展しています。

九大のブースを探してうろちょろしていると、法被をきた若者から挨拶され、なにげに顔を確認したらあらま新城さん。彼はQBSの3期生で、修了後、某鉄道会社を辞め、宮崎大学の産学連携部門に転職しています。

今回のイベントで個人的に注目していたのが「大学食の祭典」というイベント。全国の大学で開発された食品が出展し、一部試食・試飲会が開催されます。初日は12時から試飲・試食会がスタート。

あっという間に行列ができていました(笑)。

小麦ブランブレッド、栄養ドリンク系等々いろいろありましたが、私が注目したのが「メロン羊羹」。まずくはないですが、そもそもメロンを羊羹にする必要があったのか?ちょっと微妙な感じがしました。。。
そして、午後から本来の目的であるフォーラムへ参加したのでした・・・