2009年09月28日
芋焼酎「いも九」を販売開始!

*******
九州大学のブランドグッズに,新たに芋麹仕込芋焼酎原酒「いも九」が加わりました。
「いも九」は,本学農学研究院生物機能科学部門発酵化学分野(古川謙介 名誉教授ら)と福徳長酒類株式会社の長年の共同研究の成果が活かされてできたもので,掛原料及び麹原料にサツマイモを用いて,甘くフルーティな香りと一本芯の通ったドッシリとした個性の強い味わいを実現しました。
*******
ということで、九大ブランドの芋麹仕込芋焼酎原酒「いも九」が発売されました。
詳細についてはこちら
私も、からつ大学交流連携センターのオープニングイベントの交流会で試飲しましたが、蒸留したあと加水等を行っていないため、アルコール度数が36度と、通常の焼酎(25度)より高めです。水割り・お湯割りでもいいと思いますが、シングルモルトよろしくオンザロックが一番いいのではと思います。
と、ここまでは形通りの紹介なのですが、この「いも九」を造っているのが、
・福徳長酒類株式会社 久留米工場(久留米市荒木町荒木1200番地の1)
???とお思いの方、住所にご注目ください。私といえば、久留米出身、しかも松田聖子先輩と同じ荒木町・・・このいも九を造っている工場は、現在福徳長酒類㈱という会社になっていますが、その前身は、みなさんご存じの森永製菓の関連会社だった森永醸造という会社の工場だったのです。
私の父は、元々下関の森永製菓の工場で働いていたのですが、転勤で森永醸造の荒木工場に異動になり、その後私が生まれたのです。小学校低学年までは、工場のそばの社宅に住んでいました。うちの兄弟は3人男の子の年子兄弟だったので、近所では有名でしたね(笑)。
その当時から、工場長や研究部門には、九大農学部出身の方がいると伺っていました。前工場長の娘さんは私と同級生ですね。。。時は流れ、父親が定年退職し、私の社会人になったあと、森永の事業再編の過程で現在の会社に買収されたようです。
森永醸造当時から九大農学部とは共同研究・開発を行っていて、今回のような商品が出来上がったようです。
先日行われた中学校の同窓会に参加した際に近くを通りがかったのですが、以前に比べ、施設や設備も新しくなり活気があるようでした。
そういった経緯があり、このいも九はなんとなく他の九大ブランドグッズに比べ親近感があるんですよね。
父親は、家庭の事情で大学にいけず、社会人になって苦労しながら夜間の短大を卒業したのですが、小さいころから、会社にいる九大出身の方の話をよくしてました。私自身はあまり意識していなかったのですが、大学受験の際に九大を選んだのは、そういったことも影響していたかもしれません。今度、生協で買って父親に持っていってあげようと思っています。喜ぶだろうな~