2008年01月16日
QBS生まれの有田焼焼酎にデザイン賞

昨日のブログではプロジェクト論文を提出したことをアップしましたが、その論文をキッカケとして、実際のプロジェクトが動いた事例をご紹介します。
「QBS生まれの有田焼焼酎にデザイン賞」
有田焼窯元と広告デザイナーのコラボプロジェクトのきっかけは、実家が有田焼窯元のQBS(九州大学ビジネス・スクール)2期生久保田氏の「低迷する有田焼を救う」をテーマとする論文でした。「個人がデザインに参加できる有田焼」というコンセプトが魅力的で、久保田氏(兄)が社長を務める久保田稔窯業所(有田)を同僚3名と訪問。現状打破で窯元さんとデザイナーが一致。福岡市内にてコラボ展を実施。12デザイナー13作品を手弁当で製作しました。
その後、佐賀県のビジネスチャレンジ落選等紆余曲折あり、「このプロジェクトも終わったか?」と思った矢先。会社の同僚がボトルデザインの仕事を持って来てくれました。新たな出会いがそこにあり、その結果「八起(やおき)」が生まれ、ロンドンインターナショナルアワード銀賞、ドイツのレッドドット賞、日本ではグッドデザイン賞と福岡産業デザイン優秀賞を頂きました。
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時々、論文書いても実際にやらないと意味ないじゃんと言う声を聞きますが、これは論文で分析したことを実際の行動に移し、結果を出した素晴しい事例だと思います。
僕も今度この焼酎を買ってみようっと。