大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2007年07月18日

VBLフォーラム in 京大



おおっとドリコムの内藤社長とのツーショット(笑)

昨日は、先日のブログのとおり朝から京都に移動。

京都大学の桂キャンパスで行われる「第4回VBLフォーラム」に参加しています。

  

その中にある「ローム記念館」でフォーラムは開催されています。

しかし豪華ですね。京都大学は企業からの寄贈された建物が結構あるんですよね。そこはQ大と大きな違いです。(笑)

京都には個性的な企業が多い(任天堂、村田製作所、ワコール等々)のですがロームのその一つです。

創業者や役員はほとんど立命館大学出身なんですがね。(笑)

  

昨日は3人の方が基調講演をされました。その中のひとりが冒頭の写真の「ドリコム」の内藤社長です。
内藤社長は京都大学出身。20代でマザーズ上場を果たした「76(ナナロク)世代」を代表する経営者です。

プレゼンも非常に熱いものでした。

ドリコムの第1期決算は売上3万7千円。当期損益マイナス530万円。

その数年後、マザーズ上場を果たしているんですよね。

ドリコムは、「学生が起業した」「大学の技術を事業化した」、この2点で大学発ベンチャーといわれているのですが、彼がいう大学発ベンチャー創出のために必要な要素は

1.キッカケ/経験
2.本気の創業メンバー
3.集まる場所
4.技術
5.最初の顧客

とのことでした。

特に5の「最初の顧客」の話しは、地方の大学発ベンチャーにとっては非常に重要なことでした。

ドリコムは上述のとおり立ち上がりは非常に苦労しています。
受託の仕事はいろいろあったんですが、そこをぐっとガマンして最初の顧客を「大手」「有名」な企業に絞り営業活動し、信用力を高めていく戦略をとったとのことです。

その戦略が実を結び、「博報堂」の仕事をキッカケとしてドコモや関西電力・・・とその後大手の仕事を獲得し、成長していったとのことでした。

これは、九州の大学発ベンチャーも見習うべき戦略だと思いました。

VBLフォーラム終了後は京都市内戻り、

  

ちょっとだけ京都の風情を味わうことができました。

テリー、いや谷川さんもいい表情していますね。

さあ、今日は最終日。午前中はメカトラの代役でプレゼンをしてきます。どうなることやら・・・

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Posted by 坂本 剛 at 08:02Comments(0)大学発ベンチャー支援