2011年05月31日
九大TLOのtwitter公式アカウント
この度、㈱産学連携機構九州のtwitter公式アカウントを作成しました。
@kyudaiTLO
今までは、会社HPを私のtwitterアカウントと連動させていましたが(正式には6月3日くらいから切り替え)、今後は、公式アカウントで産学連携に関するつぶやきを情報発信していきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。
といっても、まだ何もつぶやいていませんし、プロフィールも入力していませんが、まずはフォローしていただけると幸いです。
ちなみに、FB上にもファンサイトを作っています。
2011年05月26日
九大百年開学式・イベント
+++++
平成23年5月13日(金)、伊都キャンパスにおいて、九大百年開学式・初代総長胸像設置式が挙行されました。本学では当初、本年5月に創立百周年記念式典や祝賀会等の開催を予定していましたが、このたびの東日本大震災の甚大な被害に鑑み、開催を来年5月に延期することにし、今回は、学内関係者約120名が出席しました。
+++++
ということで、九大100周年記念式典、祝賀関係は延期になりましたが、実務的なイベントは粛々と実施されています。
詳細はこちら
個人的に非常に興味があるのが、「Breathing」というイベント。
九州大学が、設立まもない時期に購入した工作機械や骨格標本が展示されています。
場所は、旧工学部実習工場です。
この場所は、私が学生時代に加工実習等を受けた場所です。もう20数年前の話ですが(笑)。
実習に半ズボンで参加して技官の方に怒られたこと
鋳型に銑鉄を流し込む際に、地面にこぼしてしまい、それが跳ね返ってGパンが焦げたこと
等々、今でも記憶に残っています。
残念ながら5月29日までの展示であまり時間がありませんが、ご興味のある方は見学してみてはいかがでしょうか?
平成23年5月13日(金)、伊都キャンパスにおいて、九大百年開学式・初代総長胸像設置式が挙行されました。本学では当初、本年5月に創立百周年記念式典や祝賀会等の開催を予定していましたが、このたびの東日本大震災の甚大な被害に鑑み、開催を来年5月に延期することにし、今回は、学内関係者約120名が出席しました。
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ということで、九大100周年記念式典、祝賀関係は延期になりましたが、実務的なイベントは粛々と実施されています。
詳細はこちら
個人的に非常に興味があるのが、「Breathing」というイベント。
九州大学が、設立まもない時期に購入した工作機械や骨格標本が展示されています。
場所は、旧工学部実習工場です。
この場所は、私が学生時代に加工実習等を受けた場所です。もう20数年前の話ですが(笑)。
実習に半ズボンで参加して技官の方に怒られたこと
鋳型に銑鉄を流し込む際に、地面にこぼしてしまい、それが跳ね返ってGパンが焦げたこと
等々、今でも記憶に残っています。
残念ながら5月29日までの展示であまり時間がありませんが、ご興味のある方は見学してみてはいかがでしょうか?
タグ :九州大学
2011年05月23日
九大機械系百周年記念大同窓会
先週末の同曜日(5月21日)は、昼間にジョギングした後、夕方ホテルニューオオタニに向かいました。
「九州大学機械系百周年記念大同窓会」に参加するためです。私自身、母校である九大の公的な同窓会に出席するのは、年明けに参加した東京同窓会賀詞交歓会以来2度目です。
機械系の同窓会は、九機会(きゅうきかい)と呼ばれており、九州大学工学部機械系学科卒業生でつくる同窓会組織です。今回は、東北大震災の影響で、九州大学の記念式典と同様に百周年記念大同窓会の開催も危ぶまれたようですが、九州から元気を発信するということで、あえて開催することになったとのことでした。
私自身、この英断には大賛成です。
300名弱のOB・OGが参加ということで、会場はこんな感じで大混雑でした(笑)。
私が参加者名簿を拝見して、目に止まったのが、
西川兼康名誉教授(元九州大学工学部長)のお名前です。
西川先生は、実は㈱産学連携機構九州の初代社長を務められた方です。私は西川先生から数えて、6代目の社長になります。先生にその旨ご説明差し上げると「そうか、頑張りなさい」とのお言葉をいただきました。諸先輩方のご尽力があって今があることを再認識しました。また、機械系の大先輩が産学連携機構九州の初代社長を務められ、今、後輩である私が社長に就任しているのは、ある意味因縁なのかもしれませんね。
ちなみに、西川先生は、昭和18年に九州帝国大学ご卒業。。。生まれではありません。大学卒業です(笑)。改めて九大機械系学科の歴史を実感した次第です。
会場が混雑する中、お会いできたのが津守先生(准教授)と太田先生(教授)。津守先生とは、昨年某プロジェクトで中国出張ご一緒させていただきました。太田先生には、QBS時代に研究開発マネジメントを教えていただきました。
当日の参加者名簿をみていると、平成以降の参加者は少なかったのですが、同期が2名参加していたを確認し、いろいろ探しているうちに見つけたのが、
黒川君。現在、東京の外資系企業で活躍しています。彼と会うのも、ほぼ大学卒業して以来なので、20数年ぶりでしたね。これを機会に同期と繋がればいいなと思っています。
最初は、会費も高いし(12000円)どうしようかな?と思っていたのですが、西川先生とお会いすることもできたし、同期とも再会できたので、良かったです。また、今回の会費の一部は東北大震災のために寄付されるということでした。記念品は、
九大百年扇子(九大機械系同窓会ver.)。今年の夏はこれでしのぎたいと思います(笑)。
「九州大学機械系百周年記念大同窓会」に参加するためです。私自身、母校である九大の公的な同窓会に出席するのは、年明けに参加した東京同窓会賀詞交歓会以来2度目です。
機械系の同窓会は、九機会(きゅうきかい)と呼ばれており、九州大学工学部機械系学科卒業生でつくる同窓会組織です。今回は、東北大震災の影響で、九州大学の記念式典と同様に百周年記念大同窓会の開催も危ぶまれたようですが、九州から元気を発信するということで、あえて開催することになったとのことでした。
私自身、この英断には大賛成です。
300名弱のOB・OGが参加ということで、会場はこんな感じで大混雑でした(笑)。
私が参加者名簿を拝見して、目に止まったのが、
西川兼康名誉教授(元九州大学工学部長)のお名前です。
西川先生は、実は㈱産学連携機構九州の初代社長を務められた方です。私は西川先生から数えて、6代目の社長になります。先生にその旨ご説明差し上げると「そうか、頑張りなさい」とのお言葉をいただきました。諸先輩方のご尽力があって今があることを再認識しました。また、機械系の大先輩が産学連携機構九州の初代社長を務められ、今、後輩である私が社長に就任しているのは、ある意味因縁なのかもしれませんね。
ちなみに、西川先生は、昭和18年に九州帝国大学ご卒業。。。生まれではありません。大学卒業です(笑)。改めて九大機械系学科の歴史を実感した次第です。
会場が混雑する中、お会いできたのが津守先生(准教授)と太田先生(教授)。津守先生とは、昨年某プロジェクトで中国出張ご一緒させていただきました。太田先生には、QBS時代に研究開発マネジメントを教えていただきました。
当日の参加者名簿をみていると、平成以降の参加者は少なかったのですが、同期が2名参加していたを確認し、いろいろ探しているうちに見つけたのが、
黒川君。現在、東京の外資系企業で活躍しています。彼と会うのも、ほぼ大学卒業して以来なので、20数年ぶりでしたね。これを機会に同期と繋がればいいなと思っています。
最初は、会費も高いし(12000円)どうしようかな?と思っていたのですが、西川先生とお会いすることもできたし、同期とも再会できたので、良かったです。また、今回の会費の一部は東北大震災のために寄付されるということでした。記念品は、
九大百年扇子(九大機械系同窓会ver.)。今年の夏はこれでしのぎたいと思います(笑)。
2011年05月22日
九大的な才能の融合(未来クリエイティブ編)
先日、FBのコメントで見つけました「未来クリエイティブ」
九大芸工出身のアニメーション作家「山元隼一」君の対談企画です。
第一回目のゲストは「世界の中心で、愛をさけぶ」の原作者である片山恭一さんです。
実は片山さんを彼に紹介したのは私だったんですよね。昨年片山さんとお会いしたことを書いたブログをみて、
山元君から片山さんを紹介してほしいと相談を受けたのがキッカケです。山元君も、私のブログに登場したことがあります。⇒こちら
山元君に企画の内容を伺い、片山さんにその旨連絡したところご快諾をいただき、その後対談が行われ、無事このサイトが出来上がったということです。
クリエーターとしての生き方だけでなく、「人」としての生き方について考えさせられる、非常に興味深いモノに仕上がっています。素晴らしいです。
このコラボレーション、コーディネーションの一つのキーワードは「ネットーワーク」。
私に片山さんを紹介してくれたのは、片山さんのビジネスパートナーであり私の工学部機械系の先輩でもある田代真人さん(写真の一番右)。
そして、山元君を片山さんに紹介したのが、私。
全て「九州大学」のOB、つまり「九州大学のネットワーク」なのです。
しかしながら、
片山さん:農学部
田代さん、私:工学部
山元君:芸術工学部
と、学部や専門(職業含)が異質であるということが、このようなhappenを生み出したのではないかと思います。
この「紐帯」をつなぐツール・媒介となったのが、この私のブログなのです(全員、私のブログに出演済)。
最近ネットワーク、ネットワークと、飲んで騒いで楽しむことで終わっているような情報発信が散見されますが、このように、具体的なプロジェクトやビジネスまでつながって、初めてネットワークの価値が認めれらるのではと思う次第です。
私自身の自戒も含め、非常に勉強になった出来事でした。片山さん、山元君、そして田代さん、ありがとうございました!
九大芸工出身のアニメーション作家「山元隼一」君の対談企画です。
第一回目のゲストは「世界の中心で、愛をさけぶ」の原作者である片山恭一さんです。
実は片山さんを彼に紹介したのは私だったんですよね。昨年片山さんとお会いしたことを書いたブログをみて、
山元君から片山さんを紹介してほしいと相談を受けたのがキッカケです。山元君も、私のブログに登場したことがあります。⇒こちら
山元君に企画の内容を伺い、片山さんにその旨連絡したところご快諾をいただき、その後対談が行われ、無事このサイトが出来上がったということです。
クリエーターとしての生き方だけでなく、「人」としての生き方について考えさせられる、非常に興味深いモノに仕上がっています。素晴らしいです。
このコラボレーション、コーディネーションの一つのキーワードは「ネットーワーク」。
私に片山さんを紹介してくれたのは、片山さんのビジネスパートナーであり私の工学部機械系の先輩でもある田代真人さん(写真の一番右)。
そして、山元君を片山さんに紹介したのが、私。
全て「九州大学」のOB、つまり「九州大学のネットワーク」なのです。
しかしながら、
片山さん:農学部
田代さん、私:工学部
山元君:芸術工学部
と、学部や専門(職業含)が異質であるということが、このようなhappenを生み出したのではないかと思います。
この「紐帯」をつなぐツール・媒介となったのが、この私のブログなのです(全員、私のブログに出演済)。
最近ネットワーク、ネットワークと、飲んで騒いで楽しむことで終わっているような情報発信が散見されますが、このように、具体的なプロジェクトやビジネスまでつながって、初めてネットワークの価値が認めれらるのではと思う次第です。
私自身の自戒も含め、非常に勉強になった出来事でした。片山さん、山元君、そして田代さん、ありがとうございました!
2011年05月20日
九州大学創立百周年記念講演会
九州大学は、今年で創立100年を迎え、記念行事が計画されていましたが、先日の東日本大震災の影響を受け、記念式典・行事など大外的な祝賀行事は一年延期することになりました。
一方、記念講演会等につきましては粛々と開催しています。
今週から立て続けに講演会が企画されています。内容は大学らしく、スマート化、ライフサイエンス等多岐に渡ります。⇒こちら
個人的には、
第3回 5月28日(土) 13:00~16:00
「高速鉄道シンポジウム~次の百年に向けて~」
講演者:松本零士(漫画家)
秋山芳弘((社)海外鉄道協力協会 常務理事)
会 場 :JR博多シティ
が非常に興味があるのですが、当日は昨年復活した「伝説のBBQ」とバッティングしています(悲)。
皆さんもご興味があれば是非会場に足を運んでみてはいかがですか?
一方、記念講演会等につきましては粛々と開催しています。
今週から立て続けに講演会が企画されています。内容は大学らしく、スマート化、ライフサイエンス等多岐に渡ります。⇒こちら
個人的には、
第3回 5月28日(土) 13:00~16:00
「高速鉄道シンポジウム~次の百年に向けて~」
講演者:松本零士(漫画家)
秋山芳弘((社)海外鉄道協力協会 常務理事)
会 場 :JR博多シティ
が非常に興味があるのですが、当日は昨年復活した「伝説のBBQ」とバッティングしています(悲)。
皆さんもご興味があれば是非会場に足を運んでみてはいかがですか?
2011年05月17日
情報を発信することの力(つるとまつ ラー麦編)
昨日ブログにアップした「つるとまつ」。鶴乃子と釜掛の松がセットになった九州大学限定セットです。
手に入れたいな~と思っていたら、、、
某関係者の方が送ってくれました(笑)。
いやはや、感謝・感謝です。
鶴の子のシールで封印されています。
2表には「九州大学限定セット」の文字がキッチリ刻んであります。
中身はこんな感じ。鶴の子が3つに釜掛の松が2つのセットです。あと、一個づつのセットもあるようですね。
今回に限らず「糸島「ラー麦」メン」のことをブログに書いた際にも、なかなか手に入らない試作品を手にいれることができました。⇒こちら
私が何を言いたいかといいますと、ブログのテーマのとおり「情報を発信すること」により「何か」を引き起こすことができるということです。つまり情報発信の力です。
私が何も情報発信しなければ、このようなことは起きなかったのです。ただ、何でも発信すればいいというものではなく、情報を発信するためのリテラシー、一定レベルのクオリティー・話題性を持って情報発信を継続することが重要になります。
こういう話をすると、まさかーとか、ネットワーク万能主義はいかがなものか?といった声が聞こえてきそうですが、こればかりは実際体験してみないとなかなか理解していただけないのかもしれません。
今では、ブログ以外にもtwitterやFBなど、いろんなソーシャルメディアツールがあります。みなさんも、ちょっとだけ勇気と好奇心をもって情報発信してみてはいかがですか?マイクロイノベーションが起こるかもしれませんよ。
手に入れたいな~と思っていたら、、、
某関係者の方が送ってくれました(笑)。
いやはや、感謝・感謝です。
鶴の子のシールで封印されています。
2表には「九州大学限定セット」の文字がキッチリ刻んであります。
中身はこんな感じ。鶴の子が3つに釜掛の松が2つのセットです。あと、一個づつのセットもあるようですね。
今回に限らず「糸島「ラー麦」メン」のことをブログに書いた際にも、なかなか手に入らない試作品を手にいれることができました。⇒こちら
私が何を言いたいかといいますと、ブログのテーマのとおり「情報を発信すること」により「何か」を引き起こすことができるということです。つまり情報発信の力です。
私が何も情報発信しなければ、このようなことは起きなかったのです。ただ、何でも発信すればいいというものではなく、情報を発信するためのリテラシー、一定レベルのクオリティー・話題性を持って情報発信を継続することが重要になります。
こういう話をすると、まさかーとか、ネットワーク万能主義はいかがなものか?といった声が聞こえてきそうですが、こればかりは実際体験してみないとなかなか理解していただけないのかもしれません。
今では、ブログ以外にもtwitterやFBなど、いろんなソーシャルメディアツールがあります。みなさんも、ちょっとだけ勇気と好奇心をもって情報発信してみてはいかがですか?マイクロイノベーションが起こるかもしれませんよ。
2011年05月16日
つるとまつ 鶴乃子 釜掛の松 九州大学限定セット
+++++
九州大学を想わせるお菓子として、石村萬盛堂の銘菓「鶴乃子」「釜掛の松」をオリジナルデザインのケースに詰め合わせた「つるとまつ ~鶴乃子 釜掛の松 九州大学限定セット~」が誕生しました。
+++++
ということで、福岡老舗菓子店「石村萬盛堂」と九大のコラボ商品が生まれたようです。
詳細はこちら
石村萬盛堂さんといえば現社長が「ホワイトデー」を考案したことで有名な会社ですね。洋菓子店ブランド「Ishimura」も福岡を中心に展開されていらっしゃいます。
2年前には、九州ナレッジ交流会で、石村社長にご講演をしていただいたことがありますね。
銘菓「釜掛の松」というのは、昔、千利休が枝に子釜を掛けて豊臣秀吉に茶を点てたと言われる、病院キャンパス内の松「釜掛の松」がモチーフとなっているようですね。確かに、馬出キャンパスに石碑がありました(なるほど)。
表紙は、芸術工学部画像設計学科4年生の井上由梨さん(芸術工学研究院准教授伊原久裕 研究室)によってデザインされたとのこと。また新たな九大関連グッズの誕生です。この「つるとまつ」は、九大生協各店舗にて、平成23年5月10日より販売されているようですので、ご興味のある方、九大OB・OGの方は手にしてみてはいかがでしょうか?僕も買ってみようかな?
九州大学を想わせるお菓子として、石村萬盛堂の銘菓「鶴乃子」「釜掛の松」をオリジナルデザインのケースに詰め合わせた「つるとまつ ~鶴乃子 釜掛の松 九州大学限定セット~」が誕生しました。
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ということで、福岡老舗菓子店「石村萬盛堂」と九大のコラボ商品が生まれたようです。
詳細はこちら
石村萬盛堂さんといえば現社長が「ホワイトデー」を考案したことで有名な会社ですね。洋菓子店ブランド「Ishimura」も福岡を中心に展開されていらっしゃいます。
2年前には、九州ナレッジ交流会で、石村社長にご講演をしていただいたことがありますね。
銘菓「釜掛の松」というのは、昔、千利休が枝に子釜を掛けて豊臣秀吉に茶を点てたと言われる、病院キャンパス内の松「釜掛の松」がモチーフとなっているようですね。確かに、馬出キャンパスに石碑がありました(なるほど)。
表紙は、芸術工学部画像設計学科4年生の井上由梨さん(芸術工学研究院准教授伊原久裕 研究室)によってデザインされたとのこと。また新たな九大関連グッズの誕生です。この「つるとまつ」は、九大生協各店舗にて、平成23年5月10日より販売されているようですので、ご興味のある方、九大OB・OGの方は手にしてみてはいかがでしょうか?僕も買ってみようかな?
2011年05月14日
日本のモノづくり企業訪問(㈱三松編)
GWからあっという間に一週間が経ってしまいました。
GW期間中にマレーシアから、QBS(九大ビジネススクール)のex(4th) classmateである
シャズさんが、彼女が講師を務めるUKM(マレーシア国民大学)の学生と知人を連れて来福しました。
5月3日には、どんたくのパレードに行進隊として参加したようです。今回のツアーで、以前から日本のモノづくり企業の工場見学をしたいとの相談を受けていました。訪問予定が5月6日、つまり日本ではGW最中ということもあり、工場の操業を停止している企業が多く探すのに苦労していました。
そういったときに力を発揮するのが人的ネットワーク。先日来お世話になっている、九州で有名な板金加工関係の有力企業㈱三松の田名部社長にご相談したところ、6日は工場が稼働しているということでご対応いただけることになりました。
三松さんと弊社は、現在産学連携関係のコラボを検討させていただいております。
午前中は産学連携機構九州を訪問。某大手企業がマレーシアでの事業展開を検討されているということで、コーディネートを行いました。
シャズさんは、QBSのOGですが、元々学部時代に九大工学部に留学しており、箱崎キャンパスは非常に思い出深い場所なのです。
ということで、ランチは中央食堂で食べました。
他のメンバーがそばを食べる中(宗教上、肉関係が食べれないのです)、シャズが選んだのは「ねぎトロ丼」。渋すぎます(笑)ランチの後移動して、
筑紫野市の三松本社工場に到着。
田名部社長から会社の事業内容についてレクチャーしていただきました。三松さんのビジネスモデルは「小ロット製造代行サービス」。多品種小ロット生産を得意とされており、そのカギとなる生産管理システムは非常に「mature」なものでした。これにはUKMでQOMや生産管理を教えているシャズさんが非常に興味を示していましたね。
工場の中の写真はあまりアップできませんが、差し障りのない感じでこの写真をアップ。各工程ごとに丁寧に説明していただきました。
三松さんの技術力を示すサンプルがコレ。
レーザー加工機で製作した「ミニ自転車」です。2ミリの板を、レーザーカッターで加工したそうです。ちなみにこの手は私の手です。私自身が機会系のエンジニアなので、このような微細加工の難しさはわかります。レーザー使っていてひずみもほとんどない。。。いやはやスゴイ加工技術です。
ということで、シャズさんから記念品の贈呈。彼女も大手企業の工場の見学はしたことがあるそうですが、こういった日本の技術力を支えるSMEs、中小企業の現場をじっくり訪問するのは初めてだったようです。彼女には、ケースを書いたら?と提案した次第です。
田名部社長はじめ、三松のみなさまありがとうございました!
と、帰ろうとすると、
同じく、QBS4期生の寺松君の会社「寺松商店」の事業所が、三松さんの隣にありました。。。
まさに、It's a small worldですね!
GW期間中にマレーシアから、QBS(九大ビジネススクール)のex(4th) classmateである
シャズさんが、彼女が講師を務めるUKM(マレーシア国民大学)の学生と知人を連れて来福しました。
5月3日には、どんたくのパレードに行進隊として参加したようです。今回のツアーで、以前から日本のモノづくり企業の工場見学をしたいとの相談を受けていました。訪問予定が5月6日、つまり日本ではGW最中ということもあり、工場の操業を停止している企業が多く探すのに苦労していました。
そういったときに力を発揮するのが人的ネットワーク。先日来お世話になっている、九州で有名な板金加工関係の有力企業㈱三松の田名部社長にご相談したところ、6日は工場が稼働しているということでご対応いただけることになりました。
三松さんと弊社は、現在産学連携関係のコラボを検討させていただいております。
午前中は産学連携機構九州を訪問。某大手企業がマレーシアでの事業展開を検討されているということで、コーディネートを行いました。
シャズさんは、QBSのOGですが、元々学部時代に九大工学部に留学しており、箱崎キャンパスは非常に思い出深い場所なのです。
ということで、ランチは中央食堂で食べました。
他のメンバーがそばを食べる中(宗教上、肉関係が食べれないのです)、シャズが選んだのは「ねぎトロ丼」。渋すぎます(笑)ランチの後移動して、
筑紫野市の三松本社工場に到着。
田名部社長から会社の事業内容についてレクチャーしていただきました。三松さんのビジネスモデルは「小ロット製造代行サービス」。多品種小ロット生産を得意とされており、そのカギとなる生産管理システムは非常に「mature」なものでした。これにはUKMでQOMや生産管理を教えているシャズさんが非常に興味を示していましたね。
工場の中の写真はあまりアップできませんが、差し障りのない感じでこの写真をアップ。各工程ごとに丁寧に説明していただきました。
三松さんの技術力を示すサンプルがコレ。
レーザー加工機で製作した「ミニ自転車」です。2ミリの板を、レーザーカッターで加工したそうです。ちなみにこの手は私の手です。私自身が機会系のエンジニアなので、このような微細加工の難しさはわかります。レーザー使っていてひずみもほとんどない。。。いやはやスゴイ加工技術です。
ということで、シャズさんから記念品の贈呈。彼女も大手企業の工場の見学はしたことがあるそうですが、こういった日本の技術力を支えるSMEs、中小企業の現場をじっくり訪問するのは初めてだったようです。彼女には、ケースを書いたら?と提案した次第です。
田名部社長はじめ、三松のみなさまありがとうございました!
と、帰ろうとすると、
同じく、QBS4期生の寺松君の会社「寺松商店」の事業所が、三松さんの隣にありました。。。
まさに、It's a small worldですね!
2011年05月12日
九州大学筑紫地区キャンパス開放 2011
+++++
九州大学筑紫地区では、一年に一度,キャンパスを一般市民の方々に公開し、私たちがいま取り組んでいる研究をわかりやすく紹介したり、また実際に使用している実験施設をご覧いただいたりしています。 あわせて大学院受験相談などを行っています。どなたでも是非お気軽にご来場ください。
+++++
ということで、毎年恒例の、九州大学筑紫地区オープンキャンパス「九州大学筑紫地区キャンパス開放 2011」が6月4日に開催されます。
筑紫キャンパスは、いわゆる大学院大学。学部生はおらず、大学院に進学した主に理科系の修士課程・博士課程の学生が学ぶキャンパスです。また、エネルギー関係・産学連携関係の研究センターが集積しています。
↓ ↓ ↓
大学院総合理工学府 健康科学センター
応用力学研究所
先導物質化学研究所 産学連携センター
九州大学 中央分析センター
そのため、最先端の研究成果を身近に実感することができるオープンキャンパスだと思います。先般の東日本大震災以来、代替エネルギー関係の研究は注目されています。
ご興味のある方、ご近所の小中高生のみなさん、ご都合つけば是非ご参加ください。
詳細はこちら
九州大学筑紫地区では、一年に一度,キャンパスを一般市民の方々に公開し、私たちがいま取り組んでいる研究をわかりやすく紹介したり、また実際に使用している実験施設をご覧いただいたりしています。 あわせて大学院受験相談などを行っています。どなたでも是非お気軽にご来場ください。
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ということで、毎年恒例の、九州大学筑紫地区オープンキャンパス「九州大学筑紫地区キャンパス開放 2011」が6月4日に開催されます。
筑紫キャンパスは、いわゆる大学院大学。学部生はおらず、大学院に進学した主に理科系の修士課程・博士課程の学生が学ぶキャンパスです。また、エネルギー関係・産学連携関係の研究センターが集積しています。
↓ ↓ ↓
大学院総合理工学府 健康科学センター
応用力学研究所
先導物質化学研究所 産学連携センター
九州大学 中央分析センター
そのため、最先端の研究成果を身近に実感することができるオープンキャンパスだと思います。先般の東日本大震災以来、代替エネルギー関係の研究は注目されています。
ご興味のある方、ご近所の小中高生のみなさん、ご都合つけば是非ご参加ください。
詳細はこちら
2011年05月11日
1泊2食祭り付き(呼子の地域資産編)
今日は、北部九州地方は大雨で大変ですね。そんな中、朝から唐津市に向かいました。
ご存じのとおり、㈱産学連携機構九州が展開している「からつ大学交流連携センター」のスタッフミーティングに参加するためです。この事業も本年度が最終年度。来年度以降を踏まえた今年度の活動の方向性等々についてスタッフと打ち合わせをしました。
その打ち合わせの最後に、スタッフからもらったチラシが、
コレ。「呼子大綱引き祭参加宿泊プラン」のチラシです。
呼子大綱引きとは、
文禄・慶長の役」時代、豊臣秀吉が兵の士気を鼓舞するために、加藤清正と福島正則の陣営を東西に分け、軍船のとも綱を用いて引かせたことから始まったと伝えられています。もともとは旧端午の節句に行なわれていましたが、現在では6月の第1土曜日(子供綱)、日曜日(大人綱)の2日間にわたって行なっています。 今年は、国の文化審議会が無形民俗文化財選択するよう文化庁に答申された。今年の勝敗は、1勝1敗1分という結果に終わった。 綱の中心部は「みと」と呼ばれ「わら」を「むしろ」で巻いてロープで締め上げてつくられます。大きさは長さ約5メートル幅約1.5メートル高さ約1.5メートルの大きなものです。
祭りの様子(動画)がこちらで確認できます。地元の人と一緒の法被を着て参加し、地元の人と一緒に呼子の地魚やクジラなどでもてなす宴会を楽しむ宿泊プランとのことです。
このチラシをみて思わず笑ったのが「1泊2食祭り付き」のキャッチ。呼子といえばイカを始めクジラや地魚などなど海の幸満載の料理が目に浮かびます。
地域の戦国時代から続く伝統的な祭りに参加し、美味しい海の幸とお酒を楽しむことができて10,500円(税込)は確かに魅力的ですね。
先着50名とのこと。グルメ&お祭り騒ぎ的な方、参加を検討してみてはいかがですか?お問い合わせは各旅館に直接お電話するようになっています。
ご存じのとおり、㈱産学連携機構九州が展開している「からつ大学交流連携センター」のスタッフミーティングに参加するためです。この事業も本年度が最終年度。来年度以降を踏まえた今年度の活動の方向性等々についてスタッフと打ち合わせをしました。
その打ち合わせの最後に、スタッフからもらったチラシが、
コレ。「呼子大綱引き祭参加宿泊プラン」のチラシです。
呼子大綱引きとは、
文禄・慶長の役」時代、豊臣秀吉が兵の士気を鼓舞するために、加藤清正と福島正則の陣営を東西に分け、軍船のとも綱を用いて引かせたことから始まったと伝えられています。もともとは旧端午の節句に行なわれていましたが、現在では6月の第1土曜日(子供綱)、日曜日(大人綱)の2日間にわたって行なっています。 今年は、国の文化審議会が無形民俗文化財選択するよう文化庁に答申された。今年の勝敗は、1勝1敗1分という結果に終わった。 綱の中心部は「みと」と呼ばれ「わら」を「むしろ」で巻いてロープで締め上げてつくられます。大きさは長さ約5メートル幅約1.5メートル高さ約1.5メートルの大きなものです。
祭りの様子(動画)がこちらで確認できます。地元の人と一緒の法被を着て参加し、地元の人と一緒に呼子の地魚やクジラなどでもてなす宴会を楽しむ宿泊プランとのことです。
このチラシをみて思わず笑ったのが「1泊2食祭り付き」のキャッチ。呼子といえばイカを始めクジラや地魚などなど海の幸満載の料理が目に浮かびます。
地域の戦国時代から続く伝統的な祭りに参加し、美味しい海の幸とお酒を楽しむことができて10,500円(税込)は確かに魅力的ですね。
先着50名とのこと。グルメ&お祭り騒ぎ的な方、参加を検討してみてはいかがですか?お問い合わせは各旅館に直接お電話するようになっています。
2011年05月08日
研究者ならではの被災者支援策(九大芸工佐藤先生編)
本日の西日本新聞を読んでいると、目に止まったのが、、、
被災地の「住」提案 佐藤・九大教授 仮設より広く15年使用可
という記事。九大芸術工学研究院の佐藤先生(教授)が、提携先の中国の大学が開発した15年は居住でき、工期が短く価格も手頃な新しい仮設住宅を岩手県に提案されたそうです。
佐藤先生は、九大知財本部立ち上げの時期に副本部長を務められたこともあり、お世話になった先生の一人です。何度か食事もご一緒させていただいたことがあります。
私自身、佐藤先生が、今回被災した岩手県宮古市出身とは存じ上げませんでした。
記事によると、佐藤先生の御親類の中に行方不明の方がいらっしゃるということで、改めてお見舞い申し上げます。
多額の寄付やボランティア活動など、様々な支援のやり方がありますが、九州にいて、被災地域出身である研究者として何ができるのか?という問いに対し、研究者ならではの貢献案ではないかと思います。
是非、佐藤先生の想いが形になり、被災した故郷の一助になること願っています。
被災地の「住」提案 佐藤・九大教授 仮設より広く15年使用可
という記事。九大芸術工学研究院の佐藤先生(教授)が、提携先の中国の大学が開発した15年は居住でき、工期が短く価格も手頃な新しい仮設住宅を岩手県に提案されたそうです。
佐藤先生は、九大知財本部立ち上げの時期に副本部長を務められたこともあり、お世話になった先生の一人です。何度か食事もご一緒させていただいたことがあります。
私自身、佐藤先生が、今回被災した岩手県宮古市出身とは存じ上げませんでした。
記事によると、佐藤先生の御親類の中に行方不明の方がいらっしゃるということで、改めてお見舞い申し上げます。
多額の寄付やボランティア活動など、様々な支援のやり方がありますが、九州にいて、被災地域出身である研究者として何ができるのか?という問いに対し、研究者ならではの貢献案ではないかと思います。
是非、佐藤先生の想いが形になり、被災した故郷の一助になること願っています。
2011年05月08日
人ごとではない家畜伝染病~地域農業と私達の生活~
+++++
宮崎県での口蹄疫発生から1年
日本の畜産を一変させた国内最悪の被害
生存の根幹に関わる農業を通して見つめる被災地からの報告
私達は何を学ぶか?
何時どこで発生するかわからない家畜伝染病に私達は如何に対処するか?
復興への道のりはまだ長い今、再び東日本大震災に打ちのめされた私達日本人
だからこそ、ここにあらためて問う農業と私達の生活と命について
がんばろう!日本
農家の方だけでなく広く一般の方も討論に加わってください。
+++++
ということで、
人ごとではない家畜伝染病~地域農業と私達の生活~(アグリコラボいとしま第3回ワークショップ)
が伊都キャンパスで開催されます。
詳細はこちら
東日本大震災や原発の問題で、目立たなくなっていますが、九州では震災前に、宮崎での口蹄疫や新燃岳の噴火など、大変な災害&自然災害が発生しています。
今回の大震災と同様に、災害発生は仕方ないとしても、その後の行政機関等々の対応が、被害拡大にいかに影響するかということは共通の課題です。
特に九州は、半導体、自動車など製造業の集積もありますが、なんといっても「フードアイランド」。農業は産業の重要な部分を占めます。
ご興味のある方は、参加してみてはいかがでしょうか?
宮崎県での口蹄疫発生から1年
日本の畜産を一変させた国内最悪の被害
生存の根幹に関わる農業を通して見つめる被災地からの報告
私達は何を学ぶか?
何時どこで発生するかわからない家畜伝染病に私達は如何に対処するか?
復興への道のりはまだ長い今、再び東日本大震災に打ちのめされた私達日本人
だからこそ、ここにあらためて問う農業と私達の生活と命について
がんばろう!日本
農家の方だけでなく広く一般の方も討論に加わってください。
+++++
ということで、
人ごとではない家畜伝染病~地域農業と私達の生活~(アグリコラボいとしま第3回ワークショップ)
が伊都キャンパスで開催されます。
詳細はこちら
東日本大震災や原発の問題で、目立たなくなっていますが、九州では震災前に、宮崎での口蹄疫や新燃岳の噴火など、大変な災害&自然災害が発生しています。
今回の大震災と同様に、災害発生は仕方ないとしても、その後の行政機関等々の対応が、被害拡大にいかに影響するかということは共通の課題です。
特に九州は、半導体、自動車など製造業の集積もありますが、なんといっても「フードアイランド」。農業は産業の重要な部分を占めます。
ご興味のある方は、参加してみてはいかがでしょうか?
2011年05月06日
九州経済フォーラムシンポジウムIN沖縄(本番編)
4月22日~23日で沖縄で開催された九州経済フォーラム創立25周年記念シンポジウムIN沖縄。
テーマは「どうする日本、どこへ行く日本。」
二日目は、朝8時から記念シンポジウムがスタートしました。
まずは、九州経済フォーラムの矢頭副会長(やずや会長)がご挨拶。400億年企業にやずやを育て上げた経営者にもかかわらず、このシンポジウムを通して何か一つでも学び、それを自社に活かしていきたいというその真摯な態度に感動しました。また、サラリーマン経営者、役員の方のそれとは違い、説得力のある、かつ力強い挨拶でした。
最初の基調講演は、ノンフィクション作家の関岡秀之氏。テーマは「”平成の開国”と国家の存亡」
詳細は割愛しますが、データに基づいたTPP等についての自説を展開されました。非常にわかりやすかったですね。その中で「なるほどー」と思ったのが、日本の穀物自給率の話でした。
日本は、食物自給率が40%前後と、他の主要国に比べ低いと言われています。更に「穀物」自給率となると28%(2005年のデータ)になるそうです。
しかし、皆さん良く考えてください。日本の主食である穀物「米」はどうみても自給率は100%(または越えている)ではないでしょうか。。。確かにパンの原料となる小麦や豆腐の原料となる大豆はほとんど輸入に頼っているので、穀物自給率は低くなるとは思いますが、全体量からいっても28%に落ち込むほどではないと思います。それでは何が影響しているのか、、、
それは、家畜の飼料となる「とうもろこし」なのです。。。人間が直接食べるとうもろこしの量はわずかで、そのほとんどが牛や豚などの家畜の飼料なのです。その自給率はほぼ0%。これが穀物自給率を大幅に下げている原因なんだそうです。なるほど、数字のマジックがこんなところにあったのですね。
ただ、昭和初期に比べ、現代の日本人は肉食が増えていますので、その飼料は必要であり、この飼料を国内で賄えるようにする、パンより米食にする、または、日本人が旧来行ってきた穀物、野菜を中心とした食文化に戻ればおのずとそれだけで穀物自給率は増えるということになります。どちらがいいんでしょうかね(笑)。
この議論については、いろんな考え方があるのでここで良し悪しを言うつもりはありませんが、とにもかくにも非常に分かりやすい説明でした。
次の基調講演は京都大学教授の中西輝政氏。内容は割愛させていただきますが、こちらも非常に的確に現在の政治の問題点を指摘されていらっしゃいました。
その後、パネルディスカッションが開催され、主に東日本震災後の日本がいかにあるべきかについて議論が行われました。
最後は、九州経済フォーラム事務総長である小早川明徳氏で25周年記念フォーラムは無事終了しました。
今まで、時々地域の経済界のイベントには顔を出したことはありましたが、ここまで大きいイベントに参加したのは、今回が初めてでした。
そこで感じたのが、地域の経済界の主要メンバーおよび将来の幹部候補の皆さんは、こういった活動を通じて人的ネットワークを作り上げていくんだなということです。
そこにまずは繋がっていないと、地域でのいろんな取り組みを行うにあたり、事業を進めていくのはかなり難しいのではないかと感じた次第です。
今回のイベントをキッカケに、地域経済界との交流も積極的に行っていきたいと思います。
テーマは「どうする日本、どこへ行く日本。」
二日目は、朝8時から記念シンポジウムがスタートしました。
まずは、九州経済フォーラムの矢頭副会長(やずや会長)がご挨拶。400億年企業にやずやを育て上げた経営者にもかかわらず、このシンポジウムを通して何か一つでも学び、それを自社に活かしていきたいというその真摯な態度に感動しました。また、サラリーマン経営者、役員の方のそれとは違い、説得力のある、かつ力強い挨拶でした。
最初の基調講演は、ノンフィクション作家の関岡秀之氏。テーマは「”平成の開国”と国家の存亡」
詳細は割愛しますが、データに基づいたTPP等についての自説を展開されました。非常にわかりやすかったですね。その中で「なるほどー」と思ったのが、日本の穀物自給率の話でした。
日本は、食物自給率が40%前後と、他の主要国に比べ低いと言われています。更に「穀物」自給率となると28%(2005年のデータ)になるそうです。
しかし、皆さん良く考えてください。日本の主食である穀物「米」はどうみても自給率は100%(または越えている)ではないでしょうか。。。確かにパンの原料となる小麦や豆腐の原料となる大豆はほとんど輸入に頼っているので、穀物自給率は低くなるとは思いますが、全体量からいっても28%に落ち込むほどではないと思います。それでは何が影響しているのか、、、
それは、家畜の飼料となる「とうもろこし」なのです。。。人間が直接食べるとうもろこしの量はわずかで、そのほとんどが牛や豚などの家畜の飼料なのです。その自給率はほぼ0%。これが穀物自給率を大幅に下げている原因なんだそうです。なるほど、数字のマジックがこんなところにあったのですね。
ただ、昭和初期に比べ、現代の日本人は肉食が増えていますので、その飼料は必要であり、この飼料を国内で賄えるようにする、パンより米食にする、または、日本人が旧来行ってきた穀物、野菜を中心とした食文化に戻ればおのずとそれだけで穀物自給率は増えるということになります。どちらがいいんでしょうかね(笑)。
この議論については、いろんな考え方があるのでここで良し悪しを言うつもりはありませんが、とにもかくにも非常に分かりやすい説明でした。
次の基調講演は京都大学教授の中西輝政氏。内容は割愛させていただきますが、こちらも非常に的確に現在の政治の問題点を指摘されていらっしゃいました。
その後、パネルディスカッションが開催され、主に東日本震災後の日本がいかにあるべきかについて議論が行われました。
最後は、九州経済フォーラム事務総長である小早川明徳氏で25周年記念フォーラムは無事終了しました。
今まで、時々地域の経済界のイベントには顔を出したことはありましたが、ここまで大きいイベントに参加したのは、今回が初めてでした。
そこで感じたのが、地域の経済界の主要メンバーおよび将来の幹部候補の皆さんは、こういった活動を通じて人的ネットワークを作り上げていくんだなということです。
そこにまずは繋がっていないと、地域でのいろんな取り組みを行うにあたり、事業を進めていくのはかなり難しいのではないかと感じた次第です。
今回のイベントをキッカケに、地域経済界との交流も積極的に行っていきたいと思います。
2011年05月05日
ちいさな被災者支援(糸島「ラー麦」メン編)
先日ブログにアップした「糸島「ラー麦」メン」
ブログにアップしたおかげで、いろんな方が気を遣っていただき、試作品をゲットすることができました!
(H田さん、ありがとうございました!)
試作品とはいえ、ほとんど商品に近い出来栄えです。
あとは、味の調整やコスト、販路等の検討を進めて商品化が進んでいくのではないかと推察します。
とか、カッコいいことはさておき、さあ自宅で食べてそのレポートをブログで行おう!と思っていたら、
茨城に住む兄の子供から以下のメールをもらいました。
+++++++++++++++++++++
坂本 剛さんにメッセージが届いています。
---------------------------------------------------------------------
【お名前】○○ 宥介さん
【メールアドレス】・・・・・@yahoo.co.jp
【件名】糸島 ラー麦
【メッセージ】
モニターになりますので送ってください。お金はお父さんが払います。よろしくお願いします。
たかなずけもお願いします。お父さんが払います。
---------------------------------------------------------------------
「お金はお父さんが払います。」「たかなずけもお願いします。」には笑いましたね(爆)。
兄の家族はひたちなか市に住んでいます。報道で、茨城県はあまり報道されていませんが、地震の被害はかなりあり、ライフラインが復旧したのもかなり日が経ってからのようでした。
また、兄の子供が通う小学校も、校舎が被害を受けており、安全に授業ができないという理由で、各学年ごとに建物の被害がなかった、被害が少ない学校(廃校など)の校舎で授業が行われているようです。
つまり、兄の家族も被災者なのです。
元々お見舞いを送ろうと思っていたところにこのメールをもらい、「糸島「ラー麦」メン」を送ることにしました。このラーメンを手に入れ、食べることによって兄の子供の笑顔が見ることができればいいなと思った次第です。しかも、九大関係のグッズでできるのであれば非常にうれしい限りです。
今回の大震災で被災された方に対して自分自身何ができるか?色々考えていますが、まずは自分の身内に対してほんの小さいお見舞いですがやれることをやることが重要ではないかと思います。
子供をだしに、兄が食べるかもしれませんが(笑)、味の感想をコメントもらえると嬉しいですね。
高菜(たかな)も忘れずにに食べてくださいね!
2011年05月03日
九州経済フォーラムシンポジウムIN沖縄(勉強会編)
4月22日~23日で沖縄で開催された九州経済フォーラム創立25周年記念シンポジウムIN沖縄。
テーマは「どうする日本、どこへ行く日本。」
「受水走水(うきんじゅはいんじゅ)」の後、
世界遺産に登録されている「斎場御嶽(せーふぁうたき)」に行きました。
斎場御嶽は琉球の創世神「アマミキヨ」による琉球開闢(かいびゃく)七御嶽の一つといわれる琉球最高の聖地です。
日本の古来の風習では、聖地は女人禁制なのですが、琉球の場合「オナリ神信仰」により、男子禁制が基本であり、琉球の最高神女であった聞得大君(きこえおおきみ)即位の最高秘儀が斎場御嶽で執り行われたとのことです。
大きい岩同士が重なった三角岩は自然の妙を醸し出していました。そこを通ると三庫理(さんぐーい)から、
琉球王国開闢にまつわる最高聖地とされている久高島を観ることができます。いやはや絶景でしたね。。。
その後、宿泊およびイベント会場であるロワジ-ルホテル沖縄にチェックインし、17:00から歴史文化勉強会が開催されました。講師は、
亀島靖氏(歴史劇作家)「琉球の精神文化に学ぶ」と、
長谷川三千子氏(埼玉大学名誉教授)「日本の精神文化に学ぶ」
詳しい内容は割愛しますが、お二人から非常に示唆に富んだお話をいただきました。
会場はこのとおり大盛況でした。
勉強会終了後は、交流懇親会。
沖縄ならではの、カラフルなお魚のお刺身も堪能することができました。
人と交流する前に、まずはそのバックにある文化や歴史をまなぶ。。。
最近、ネットワークや多様性、コラボレーションなど「耳障り」のいい言葉が散見されますが、今回の勉強会を通じ、人と人が交わる際の「基本」を改めて認識した沖縄ミッションの初日でした。
テーマは「どうする日本、どこへ行く日本。」
「受水走水(うきんじゅはいんじゅ)」の後、
世界遺産に登録されている「斎場御嶽(せーふぁうたき)」に行きました。
斎場御嶽は琉球の創世神「アマミキヨ」による琉球開闢(かいびゃく)七御嶽の一つといわれる琉球最高の聖地です。
日本の古来の風習では、聖地は女人禁制なのですが、琉球の場合「オナリ神信仰」により、男子禁制が基本であり、琉球の最高神女であった聞得大君(きこえおおきみ)即位の最高秘儀が斎場御嶽で執り行われたとのことです。
大きい岩同士が重なった三角岩は自然の妙を醸し出していました。そこを通ると三庫理(さんぐーい)から、
琉球王国開闢にまつわる最高聖地とされている久高島を観ることができます。いやはや絶景でしたね。。。
その後、宿泊およびイベント会場であるロワジ-ルホテル沖縄にチェックインし、17:00から歴史文化勉強会が開催されました。講師は、
亀島靖氏(歴史劇作家)「琉球の精神文化に学ぶ」と、
長谷川三千子氏(埼玉大学名誉教授)「日本の精神文化に学ぶ」
詳しい内容は割愛しますが、お二人から非常に示唆に富んだお話をいただきました。
会場はこのとおり大盛況でした。
勉強会終了後は、交流懇親会。
沖縄ならではの、カラフルなお魚のお刺身も堪能することができました。
人と交流する前に、まずはそのバックにある文化や歴史をまなぶ。。。
最近、ネットワークや多様性、コラボレーションなど「耳障り」のいい言葉が散見されますが、今回の勉強会を通じ、人と人が交わる際の「基本」を改めて認識した沖縄ミッションの初日でした。
タグ :斎場御嶽
2011年05月02日
九州経済フォーラムシンポジウムIN沖縄(エクスカーション編)
ちょっと時間が経ってしまいましたが、先々週末4月22日~23日で沖縄に行ってきました。
九州経済フォーラム創立25周年記念シンポジウムIN沖縄に参加するためです。
九州経済フォーラムとは、
昭和61年3月に、㈱はせがわ 長谷川裕一社長のやみがたい地域改革や九州島創造への情熱と、「志」を同じくする若手経済人の地域に対する熱い思いが“中央と九州を結ぶ”という画期的な発想を持って、経済界に鮮明で確かな一石を投じたのが始まり。
という、九州地域の有力な、大学を巻き込んだ経済界ネットワーク一つです。詳細はこちら
㈱産学連携機構九州も正会員の一つなのですが、先日その25周年記念フォーラムが沖縄で開催されるということで、先日来事務局をお引き受けすることになった「福岡地域戦略推進協議会」など、地域の経済界の皆様方との共同事業を今後推進していくためには、人的ネットワークの構築も重要な要素であり、今回参加させていただきました。
それに加え、今回のシンポジウムのオーガナイズを、
QBSの永田ゼミの同期生であり、中経協理事待遇の古賀さんが行っているのも参加を決めた一つの要因です。シンポジウムは4月23日(土)だったのですが、前日(22日)にエクスカーションがあり、私はエクスカーションから参加させていただきました。今後、数回に分けて報告させていただきます。
九州の経済からエクスカーション含めた参加が73名、シンポジウムのみの参加を含めると102名がシンポジウムに参加されました。一方、地元沖縄から321名がシンポジウムに参加されるなど、400名を越える盛大なシンポジウムでした。
正月に家族で沖縄に来た際に、天気が悪く、今回も心配していたのですが、ご覧のとおり初日は非常にいい天気でした。
昼前に沖縄に到着したので、まずは昼食会&ミニ講演会でこのいべんとはスタートしました。
ゴーヤが沖縄っぽさを醸し出していますね(笑)。
ミニ講演会は、沖縄出身の井上秀雄先生(沖縄県立芸術大学名誉教授)。「琉球」の基本的な歴史についてレクチャーいただきました。
○開かれた精神性(垂直的思考(本土)に対し、水平的思考(ニライカナイ))
○国際性のある県民性(イチャリバチョーデー)
○独自の歴史と文化を有する
等々、恥ずかしながら知らなかったことが結構ありました。そういう意味でこのミニ講演会は、今回のイベントの導入学習といった意味あいがありましたね。
昼食後に訪問したのが「受水走水(うきんじゅはいんじゅ)」。沖縄のパワースポットの一つであり、
琉球稲作の発祥の地と言われている場所です。
敷地内には湧水が流れており、この水をもとに沖縄の稲作が始まったという伝説があるとのことです。
観光で沖縄に来ても、こういった場所を訪問することはなかなかできませんよね。。。このような「学びの多い」エクスカーションで、このイベントが始まったのでした。。。
九州経済フォーラム創立25周年記念シンポジウムIN沖縄に参加するためです。
九州経済フォーラムとは、
昭和61年3月に、㈱はせがわ 長谷川裕一社長のやみがたい地域改革や九州島創造への情熱と、「志」を同じくする若手経済人の地域に対する熱い思いが“中央と九州を結ぶ”という画期的な発想を持って、経済界に鮮明で確かな一石を投じたのが始まり。
という、九州地域の有力な、大学を巻き込んだ経済界ネットワーク一つです。詳細はこちら
㈱産学連携機構九州も正会員の一つなのですが、先日その25周年記念フォーラムが沖縄で開催されるということで、先日来事務局をお引き受けすることになった「福岡地域戦略推進協議会」など、地域の経済界の皆様方との共同事業を今後推進していくためには、人的ネットワークの構築も重要な要素であり、今回参加させていただきました。
それに加え、今回のシンポジウムのオーガナイズを、
QBSの永田ゼミの同期生であり、中経協理事待遇の古賀さんが行っているのも参加を決めた一つの要因です。シンポジウムは4月23日(土)だったのですが、前日(22日)にエクスカーションがあり、私はエクスカーションから参加させていただきました。今後、数回に分けて報告させていただきます。
九州の経済からエクスカーション含めた参加が73名、シンポジウムのみの参加を含めると102名がシンポジウムに参加されました。一方、地元沖縄から321名がシンポジウムに参加されるなど、400名を越える盛大なシンポジウムでした。
正月に家族で沖縄に来た際に、天気が悪く、今回も心配していたのですが、ご覧のとおり初日は非常にいい天気でした。
昼前に沖縄に到着したので、まずは昼食会&ミニ講演会でこのいべんとはスタートしました。
ゴーヤが沖縄っぽさを醸し出していますね(笑)。
ミニ講演会は、沖縄出身の井上秀雄先生(沖縄県立芸術大学名誉教授)。「琉球」の基本的な歴史についてレクチャーいただきました。
○開かれた精神性(垂直的思考(本土)に対し、水平的思考(ニライカナイ))
○国際性のある県民性(イチャリバチョーデー)
○独自の歴史と文化を有する
等々、恥ずかしながら知らなかったことが結構ありました。そういう意味でこのミニ講演会は、今回のイベントの導入学習といった意味あいがありましたね。
昼食後に訪問したのが「受水走水(うきんじゅはいんじゅ)」。沖縄のパワースポットの一つであり、
琉球稲作の発祥の地と言われている場所です。
敷地内には湧水が流れており、この水をもとに沖縄の稲作が始まったという伝説があるとのことです。
観光で沖縄に来ても、こういった場所を訪問することはなかなかできませんよね。。。このような「学びの多い」エクスカーションで、このイベントが始まったのでした。。。
2011年05月01日
ひょんなことから「ぶどうの樹」(美味しいピザ編)
本日は、ついに5月1日。日本はGWの序盤戦ですね。違う視点だと、今年もこれで1/3は終了したということになります。。。いやはや時が経つのは早いものです。
㈱産学連携機構九州は、基本的に暦通りです。また、今年はあかり先生が受験年ということもあり、我が家にとって特にGW中の計画はありません。そんな中、一日くらいは外出しようということで考えたのが、
うみんぐ大島
通勤途中にJRの中でポスターを見つけました。大島は、福岡で一番大きい島で、沖ノ島とともに「宗像・沖ノ島と関連遺産群」として平成21年1月5日、世界遺産暫定リストに記載されました。
その島の地域活性化?を目的としていると思われますが、この度4月29日に「うみんぐ大島」がオープンしました。ネット等でいろいろ調べてみると、いろんなイベントが開催されるということで、期待して一路、出発地である神湊港に向かったのでした・・・
しかし、到着してみるとなんか微妙な雰囲気が。。。警備員の方の話によると、
○我々が到着するちょっと前にフェリーが出港し、次の便は2時間半くらい先だということ
○今日は風が強く天候が悪いので、海に近いイベント(シーカヤック等)はほとんど中止だということ
ということでした。。。天候については仕方がありませんが、フェリーの時間については、まさかそんなに出港便が少ないなんて思っていませんでした。。。しかも港は、オープニングのかけらもないようなさびれた状態・・・申し訳ありませんが、この施設、本当に大丈夫なんでしょうか?HPを観ても、運営会社は株式会社ですが、どうも3セクっぽい感じですし。。。スタッフの皆さんの奮闘を期待します。
ということで、宗像まで来てこれからどうしようかな?ととりあえず北に向かっていると、みつけたのが「ぶどうの樹」
以前から名前は聞いていましたが、行ったことはありませんでした。ということで、急遽予定を変更してぶどうの樹に行ってみることにしました。
岡垣町のひなびた場所にそれはありました。
結婚式ができる施設もあり、当日は結婚式&披露パーティが企画されていたようです。
丁度、お昼どきだったこともあり、スローフード&6次産業を実践しているぶどうの樹で食事をすることにしました。オーダーしたのはピザ。
作る様子を観ることができます。
釜で焼くこと5分。出来上がってきたのが、、、
釜焼きできたてピザ。オーダーしたのは「マルガリータ」。あかりが好きなタイプのピザです。
サラダがついて、これで1300円。いやはや宅配ピザより安いですね。しかも焼き立て!
あかりセンサーの反応は、、、
「めちゃうまー」でした(笑)。「産学連携的なグルメ王」の私も、納得のいく味でしたね。
マルガリータはシンプルなだけ、ピザの良し悪しがハッキリでるピザです。ここでワインやビールが飲みたかったのですが、コーヒーで我慢しました。
ひょんなことで、訪問した「ぶどうの樹」でしたが、宴会施設、宿泊施設等々加え、近くには海があり、美味しいお魚や温泉も堪能できるようです。私の場合でいうと、いろんな合宿にも使えるのではないかなと思った次第です。
ひょんなことから訪問した場所でしたが、機会があればまた行ってみたいと思った次第です。あかり先生は、ドアに自分の髪を挟んで自分自身に受けていました(笑)。そんなささやかなあかりさか家のGWの過ごし方でした。
㈱産学連携機構九州は、基本的に暦通りです。また、今年はあかり先生が受験年ということもあり、我が家にとって特にGW中の計画はありません。そんな中、一日くらいは外出しようということで考えたのが、
うみんぐ大島
通勤途中にJRの中でポスターを見つけました。大島は、福岡で一番大きい島で、沖ノ島とともに「宗像・沖ノ島と関連遺産群」として平成21年1月5日、世界遺産暫定リストに記載されました。
その島の地域活性化?を目的としていると思われますが、この度4月29日に「うみんぐ大島」がオープンしました。ネット等でいろいろ調べてみると、いろんなイベントが開催されるということで、期待して一路、出発地である神湊港に向かったのでした・・・
しかし、到着してみるとなんか微妙な雰囲気が。。。警備員の方の話によると、
○我々が到着するちょっと前にフェリーが出港し、次の便は2時間半くらい先だということ
○今日は風が強く天候が悪いので、海に近いイベント(シーカヤック等)はほとんど中止だということ
ということでした。。。天候については仕方がありませんが、フェリーの時間については、まさかそんなに出港便が少ないなんて思っていませんでした。。。しかも港は、オープニングのかけらもないようなさびれた状態・・・申し訳ありませんが、この施設、本当に大丈夫なんでしょうか?HPを観ても、運営会社は株式会社ですが、どうも3セクっぽい感じですし。。。スタッフの皆さんの奮闘を期待します。
ということで、宗像まで来てこれからどうしようかな?ととりあえず北に向かっていると、みつけたのが「ぶどうの樹」
以前から名前は聞いていましたが、行ったことはありませんでした。ということで、急遽予定を変更してぶどうの樹に行ってみることにしました。
岡垣町のひなびた場所にそれはありました。
結婚式ができる施設もあり、当日は結婚式&披露パーティが企画されていたようです。
丁度、お昼どきだったこともあり、スローフード&6次産業を実践しているぶどうの樹で食事をすることにしました。オーダーしたのはピザ。
作る様子を観ることができます。
釜で焼くこと5分。出来上がってきたのが、、、
釜焼きできたてピザ。オーダーしたのは「マルガリータ」。あかりが好きなタイプのピザです。
サラダがついて、これで1300円。いやはや宅配ピザより安いですね。しかも焼き立て!
あかりセンサーの反応は、、、
「めちゃうまー」でした(笑)。「産学連携的なグルメ王」の私も、納得のいく味でしたね。
マルガリータはシンプルなだけ、ピザの良し悪しがハッキリでるピザです。ここでワインやビールが飲みたかったのですが、コーヒーで我慢しました。
ひょんなことで、訪問した「ぶどうの樹」でしたが、宴会施設、宿泊施設等々加え、近くには海があり、美味しいお魚や温泉も堪能できるようです。私の場合でいうと、いろんな合宿にも使えるのではないかなと思った次第です。
ひょんなことから訪問した場所でしたが、機会があればまた行ってみたいと思った次第です。あかり先生は、ドアに自分の髪を挟んで自分自身に受けていました(笑)。そんなささやかなあかりさか家のGWの過ごし方でした。