2008年06月08日
戦略の本質
最近、週末に時間的余裕ができてきました。昨年まではQBS関連などで色々イベントが入り、今年の4月~5月は、身内に不幸が重なり、週末の時間を割かざるを得ませんでした。
といいながら、今でも人からの相談ごとや、新しくQAN(QBSのアラムナイネットワーク)の会長に伴う事業計画や今後の方針について考えたりなど時間がいくらあっても足りませんね。
昨日も今度提出するビジネスプランコンテストの最終資料のチェックを行っていました。
それでも最近は、昨年QBSの講義のために購入しながら読んでいない本を、できるだけ読むようにしています。
昨日読んだのは「戦略の本質」の一節です。
この本は、QBSの恩師である小西先生の講義の推薦書でした。もう一人の恩師である永田先生の師匠、野中郁次郎先生を始めとする経営学者が著者に名を連ねています。
元々は、名著「失敗の本質」の延長線上にある本であり、「日本軍はなぜ敗北したのか」に対し、「なぜかれらは勝利したのか」を組織論的に分析したものです。
内容は、かなり深いので、そう簡単に全てを読破することはできませんが、気に入った章をコツコツと読んでいこうと思っています。
戦争というと、物量に優れたものが勝って当然のような気がしますが、歴史を振り返ると、あるターニングポイントでは、逆の結果になり、時代が大きく動き出したということが、多々あったと思います。それを「偶然」や「奇跡的」という言葉ではなく、組織論、戦略論的に分析してみると、その勝負を分けたキーファクターが表出されるようです。
温故知新、歴史は繰り返す・・・。我々は過去から学ぶことが多いようです。
Posted by 坂本 剛 at 10:21│Comments(0)
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