2010年06月11日
科学技術の未来予測
文部科学省科学技術政策研究所は10日、研究者らの意見を基にした今後約30年で国内に普及する科学技術の未来予測を発表した。。。
ということで、NISTEP(科学技術政策研究所)が定期的に行っている「科学技術の未来予測」レポートが発表されたようです。
NISTEPとは、文部科学省附属の研究・調査機関で、主に科学技術政策関係の調査・研究を行っています。私のQBS時代の恩師である永田先生(九大准教授)は、今年の3月末まで2年間、NISTEPの主任研究員を務めていらっしゃいました。
私自身も、九大知財本部時代には、大学発ベンチャー関係でヒアリングを受けたり、アドバイスを求められたりしたことがあります。
今回の予測では、医療や環境など12分野、832課題について実施し、技術が社会に普及するとみられる時期を、大学の教員や企業の技術者ら約2900人へのアンケートを通して検討したそうです。
レポートの詳細についてはこちらでダウンロード可能です。
またウエブニュースでも取り上げられています。
主な予測は以下のようなものがあります(数字は普及時期)
2023 交通事故の防止や車両故障の予知が可能となる運転システム
25 1回の充電で電気自動車が約500キロ走れる高性能電池
27 テロ対策や災害救助に利用され、人間の知覚能力を超えたロボットの自治体や警察への配備
29 砂漠の緑化技術
30 エネルギー変換効率60%以上の太陽電池
31 がんの転移を抑止する薬剤。地球周回軌道の宇宙観光旅行
32 さまざまな組織になる人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った再生治療
33 アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を完全に治す治療法 34 深海に分布するメタンハイドレートの経済的な生産技術
37 マグニチュード(M)6以上の地震の発生予知
38 高速増殖炉サイクル技術
40 永続的に利用できる有人月面基地
41年以降 現在の海外旅行並みに安全で、100万円以下で可能な宇宙旅行
我々のような仕事をしていると、上記技術の中には、既に研究段階では実現している技術が結構あります。
個人的には、緑色をつけた技術の予測は当たる・当たってほしいと思っています。その根拠は全くありませんが(笑)。
みなさんはいかがですか?
ということで、NISTEP(科学技術政策研究所)が定期的に行っている「科学技術の未来予測」レポートが発表されたようです。
NISTEPとは、文部科学省附属の研究・調査機関で、主に科学技術政策関係の調査・研究を行っています。私のQBS時代の恩師である永田先生(九大准教授)は、今年の3月末まで2年間、NISTEPの主任研究員を務めていらっしゃいました。
私自身も、九大知財本部時代には、大学発ベンチャー関係でヒアリングを受けたり、アドバイスを求められたりしたことがあります。
今回の予測では、医療や環境など12分野、832課題について実施し、技術が社会に普及するとみられる時期を、大学の教員や企業の技術者ら約2900人へのアンケートを通して検討したそうです。
レポートの詳細についてはこちらでダウンロード可能です。
またウエブニュースでも取り上げられています。
主な予測は以下のようなものがあります(数字は普及時期)
2023 交通事故の防止や車両故障の予知が可能となる運転システム
25 1回の充電で電気自動車が約500キロ走れる高性能電池
27 テロ対策や災害救助に利用され、人間の知覚能力を超えたロボットの自治体や警察への配備
29 砂漠の緑化技術
30 エネルギー変換効率60%以上の太陽電池
31 がんの転移を抑止する薬剤。地球周回軌道の宇宙観光旅行
32 さまざまな組織になる人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った再生治療
33 アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を完全に治す治療法 34 深海に分布するメタンハイドレートの経済的な生産技術
37 マグニチュード(M)6以上の地震の発生予知
38 高速増殖炉サイクル技術
40 永続的に利用できる有人月面基地
41年以降 現在の海外旅行並みに安全で、100万円以下で可能な宇宙旅行
我々のような仕事をしていると、上記技術の中には、既に研究段階では実現している技術が結構あります。
個人的には、緑色をつけた技術の予測は当たる・当たってほしいと思っています。その根拠は全くありませんが(笑)。
みなさんはいかがですか?