大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

2012年09月16日

UNITTアニュアル・カンファレンス2012

先週末は、一般社団法人大学技術移転協議会が主催する「UNITTアニュアル・カンファレンス2012」に参加してきました。

私は、本社団法人の企画運営委員でもあります。このカンファレンス、年に一度、産学連携関係の実務者が一堂に介し、実務の諸問題や、今後の同行等について議論する「場」です。

私自身一番興味があったのが「ギャップファンド」のセッションでした。

研究段階と事業化ステージの間にある「ギャップ」をいかに埋めるか、が産学連携の一つの課題であります。特許を取得、申請したとしても、それがビジネスとしてどう活用されるのか?試作や更なる実証データが必要な場合、その資金を誰がどうやって提供するのか?この領域は、研究ではないので、大学の研究費として実施するのには限界があります。一方、ビジネス側からすると、まだどうなるか分からない状態で、資金を供給するにはリスクが高すぎる。このギャップを埋める「何か」の一つとして注目されているのが「ギャップファンド」です。

私自身も、この数年、大学発ベンチャーの創出や支援に携わっている中で、この領域の資金の調達をどうするか、にいつも頭を悩まされてきました。個人的には、この課題に今後取り組んでいきたいと思っています。



同じカテゴリー(産学連携)の記事画像
唐津市と九大の共同研究成果「完全養殖のマサバ」が試験出荷開始らしい
ブログタイトル変更(2回目)→産学連携的な??
福岡での人の流れ調査実験
九州経済フォーラム忘年会(植物工場編)
九大伊都キャンパスでサイクルシェアリング実証実験
よござっしょ、と、ITS利活用
同じカテゴリー(産学連携)の記事
 唐津市と九大の共同研究成果「完全養殖のマサバ」が試験出荷開始らしい (2014-10-10 16:14)
 ブログタイトル変更(2回目)→産学連携的な?? (2014-07-05 08:27)
 福岡での人の流れ調査実験 (2014-02-04 07:59)
 明けましておめでとうございます(午年編) (2014-01-06 11:07)
 都市情報誌「fU+(エフ・ユー プラス)」  (2013-12-25 11:27)
 九州経済フォーラム忘年会(植物工場編) (2013-12-06 15:26)

Posted by 坂本 剛 at 10:35│Comments(3)産学連携
この記事へのコメント
小売業者や流通業者は、仲介として機能し、意図された消費者にメーカーが生産された財を取得し、その価格をマークアップすることで、利益を上げる。ほとんどの店舗やカタログ会社が販売店または小売店である。
Posted by resume website at 2013年11月22日 20:08
それは`とても素晴らしかったよ!私は本当にこの記事が好きです。それは非常に興味深いトピックであると著者は本当に賢いと自由闊達な人です。私は大きな喜びで別のポストにこの作者を読みたい。
Posted by motivation letter example at 2013年11月26日 03:46
ワウ!驚くべきことに意識的な断食。著者は本当に彼が書き込む方法を理解しています。すべて、みんなを読む!文章の自給自足意味で収集された単語の興味深い組み合わせ))
Posted by math statistics help at 2013年11月27日 06:49
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。